“声”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
こえ56.7%
ごえ28.9%
こゑ5.8%
せい2.6%
こわ2.0%
ごゑ1.8%
0.4%
コヱ0.4%
おとない0.2%
こひ0.2%
(他:5)1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“声”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)47.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
やがておかしらのそばにすわっていたおにが、けに大きなこえうたうたしました。
瘤とり (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
先生せんせいのところへいって、おそわっているおもしろいうたをいいこえでうたいながら、ダンスのまねをします。
煙突と柳 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それがうたわると、にぎやかなわらごえこってたのしそうにみんながはなしをしています。
青い時計台 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのうちうなごえも、どうにか、こうにかやんだようだから、また顔のむきえて、囲炉裏の中を見詰めた。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
今までむねつゝんでゐたうれしさを一き出すやうにはしやいだこゑおくさんの名をんだ。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
んかい、案山子かゝしんかい、案山子かゝし………』とれいこゑつゞけてぶ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
と、いうや否、高手小手に縛ってしまったので、さすがの孟獲も、うぬッと、一せい吠えたのみで、どうすることもできなかった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ああ惨たるかな」と、関羽は、敵のために涙を催し、長嘆ちょうたんせい、すべてを見遁みのがして通した。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
誰のこわいろも使えないらしく、誰の口跡こうせきにも似ていなかったけれど、芝居の台詞せりふであることはすぐ分った。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
少将のこの返歌はよろしくもないが、低く忍んで言うこわづかいなどを優美に感じる夕霧であった。宮へいろいろとお取り次ぎもさせたが、
源氏物語:40 夕霧二 (新字新仮名) / 紫式部(著)
大宮おほみやうちまできこ網引あびきすと網子あごととのふる海人あまごゑ 〔巻三・二三八〕 長意吉麻呂
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
抑圧おさえあへぬ抱擁はうえうわらごゑきこえしか——葱畑ねぎばたけすでにあをし。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
鴨がを聞いたのだっけ。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
鴨がを聞いたのだつけ。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
はつきり聞いたのが、水の上に浮いてゐる鴨鳥カモドリコヱだつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
イヘ玉笛ギヨクテキアンコヱトバ
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
「ここによろずの神のおとないは、狭蠅さばえなす皆き」は火山鳴動の物すごい心持ちの形容にふさわしい。
神話と地球物理学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
遠い所でかう云つた畑尾のこひが鏡子の耳に響いた。
帰つてから (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
対象の世界 次に六境とは、六根の対象になるもので、しきしょうと香と味とそくと法とであります。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
コエタカク、「アリガトウ」ト明朗メイロウ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
ココニ大坂ヲメテヨリ以来四十九年ノ春秋ヲ送ルコト、昨日ノ夢ノ如シ、世間之相、事時之相ヲ観ズルニ、生死ノ去来キヨライ有為転変ウヰテンペンノ作法ハ、電光朝露ノ如シ、タダ一セイ称念シヨウネン利剣リケン、コノ功徳クドクヲ以テ、無為涅槃之部ムヰネハンノブニ至ランニハカジ——
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鴨がを聞いたのだつけ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ここにわたしたちの生活に即した考えのいとぐちがあり政府が奨励する町の踊りについての民衆の判断があったわけです。
朝の話 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)