“和声”のいろいろな読み方と例文
旧字:和聲
読み方割合
ハーモニー73.3%
かせい13.3%
ハアモニイ6.7%
ハルモニー6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以上述べたところを約言してみると、連句は音楽と同じく「律動リズム」と「旋律メロディー」と「和声ハーモニー」をその存立要件として成立するものである。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
たとえば和声かせいのほうで八度や五度の並行を忌むというのは、つまりあまりに付き過ぎて進行変化がなくなるのをきらうからである。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
……彼女たちは、この力強い効果的な和声ハアモニイが、チァイコフスキイのでもなく、またリムスキイ・コルサコフのでもなく、まったく自分たちの新らしいものであることに驚いた。
(新字新仮名) / 池谷信三郎(著)
和声ハルモニーの父祖」dieser Urvater der Harmonie セバスチァン・バッハの気高い偉大な芸術に対して私の心は全的に鼓動する。