“和聲”のいろいろな読み方と例文
新字:和声
読み方割合
くわせい50.0%
ハアモニー50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
 蝉の 聲に 不安の 和聲くわせいを 添えた。
泡鳴五部作:01 発展 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
併し二重意識の洗禮を受けたる吾人は、樣々の感情が即いたり離れたり調和したり反照したりしながら複雜な和聲ハアモニーを拵へて行く文藝でなければ物足りない。抽象的な調和統一は如何でも構はぬ。
三太郎の日記 第一 (旧字旧仮名) / 阿部次郎(著)