“くわせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
火勢50.0%
火井25.0%
火星12.5%
和聲12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
井中よりにはかに火をいだし火勢くわせいさかんにもえあがりければ近隣きんりんのものども火事くわじなりとしてはせつけ、井中より火のもゆるを見て此井を掘しゆゑ此火ありとて村のものども口々に主人をのゝしうらみければ
唐土もろこしには此火を火井くわせいとて、博物志はくぶつしあるひ瑯瑘代酔らうやたいすゐに見えたる雲台山うんたいさんの火井も此地獄谷の火のごとくなれども、事の洪大こうだいなるは此谷の火にまさらず。
月野博士はかせはロウエル教授けうじゆおなかんがへで 火星くわせいは水がすくない そこで運河うんがへは火星じんが大仕掛じかけ給水きふすゐポンプで水をくばるといふのぢや
さうです これはかがみです ピッカリングといふ天文学者もんがくしやかんがへ出した 火星くわせいへの信号しんがふ仕方しかたです
 蝉の 聲に 不安の 和聲くわせいを 添えた。
泡鳴五部作:01 発展 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)