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罵
ふりがな文庫
“罵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ののし
83.4%
のゝし
9.8%
のの
5.8%
のゝ
0.3%
ののしり
0.3%
の
0.2%
ののしっ
0.2%
ノ
0.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ののし
(逆引き)
海の中に落ちた水兵は一生懸命に片手を挙げ、何かおお声に叫んでいた。ブイは水兵たちの
罵
(
ののし
)
る声と一しょに海の上へ飛んで行った。
三つの窓
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
罵(ののし)の例文をもっと
(50作品+)
見る
のゝし
(逆引き)
見
(
み
)
よ、
愚劣
(
ぐれつ
)
な×
(2)
旗
(
き
)
に対して
拳
(
こぶし
)
を
振
(
ふ
)
る
子供
(
こども
)
らを、
顔
(
かほ
)
をそむけて
罵
(
のゝし
)
る
女
(
をんな
)
たちを、
無言
(
むごん
)
のまゝ
反抗
(
はんこう
)
の
視線
(
しせん
)
を
列
(
れつ
)
に
灼
(
や
)
きつける
男
(
をとこ
)
たちを!
生ける銃架:――満洲駐屯軍兵卒に――
(新字旧仮名)
/
槙村浩
(著)
罵(のゝし)の例文をもっと
(50作品+)
見る
のの
(逆引き)
そして胃を病んで死んだのであるが、寝こんでから息をひきとるまで、半年以上ものあいだ彼を「不孝者」といって
罵
(
のの
)
しり続けた。
泥棒と若殿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
罵(のの)の例文をもっと
(36作品)
見る
▼ すべて表示
のゝ
(逆引き)
割
(
わ
)
つても言はせて見せんと
大音
(
だいおん
)
に
罵
(
のゝ
)
しり又もや
拷問
(
がうもん
)
に
懸
(
かけ
)
んとす然るに傳吉は
最早
(
もはや
)
覺悟の事なれば
疲
(
つか
)
れたる聲を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
罵(のゝ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ののしり
(逆引き)
その中には、ロシアの津々浦々、到るところで、馬を励ましたり、急き立てたりする時に浴びせる、いろんな掛声だの、
滅多矢鱈
(
めったやたら
)
な、あらゆる
罵
(
ののしり
)
り声だのが取り入れてあった。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
罵(ののしり)の例文をもっと
(2作品)
見る
の
(逆引き)
ここに
大伴
(
おほとも
)
の
連
(
むらじ
)
等が祖
道
(
みち
)
の
臣
(
おみ
)
の命、
久米
(
くめ
)
の
直
(
あたへ
)
等が祖
大久米
(
おほくめ
)
の命二人、
兄宇迦斯
(
えうかし
)
を
召
(
よ
)
びて、
罵
(
の
)
りていはく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
罵(の)の例文をもっと
(1作品)
見る
ののしっ
(逆引き)
思わず
罵
(
ののしっ
)
た。この馬鹿野郎、貴様は何だ、
何
(
な
)
ぜ名を云て
呉
(
く
)
れんか、
乃公
(
おれ
)
は怖くて
堪
(
たま
)
らなかったと云て、奥に通して色々世間話をして、共々に
大笑
(
たいしょう
)
した事がある。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
罵(ののしっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ノ
(逆引き)
のろふがさうした分化を遂げるには、
罵
(
ノ
)
る・
叱
(
ノ
)
るなどの悪し様に言ふと言つた用語例が助けてゐる事であらう。
「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
罵(ノ)の例文をもっと
(1作品)
見る
罵
常用漢字
中学
部首:⽹
15画
“罵”を含む語句
罵詈
罵倒
嘲罵
罵声
罵詈讒謗
冷罵
罵詈雑言
悪罵
面罵
痛罵
怒罵
罵言
漫罵
熱罵
呶罵
罵殺
惡罵
慢罵
罵詈悪口
唾罵
...
“罵”のふりがなが多い著者
吉川英治
山本周五郎
夏目漱石
長谷川時雨
泉鏡花
菊池寛
江戸川乱歩
芥川竜之介
岡本綺堂
岡本かの子