“慢罵”の読み方と例文
読み方割合
まんば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然レドモ人トリ気ヲとうとビ、厳峻げんしゅんヲ以テ自ラはげまス。すこぶ偏窄へんさくニシテ少シク意ニ愜カザルヤすなわ咄咄とつとつトシテ慢罵まんばス。多ク人ノにくム所トナル。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
いかなる嘲笑も慢罵まんばも攻撃をも、一切超越せねば、決して新しい仕事はできないのです。新奇な運動はおこせないのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
かくの如く彼は動かずはやらずまた乗じられなかった。これには蜀軍もほとほとあぐねたらしく見える。慢罵まんば挑発の策もそのうちに止めてしまった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)