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輙
ふりがな文庫
“輙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たやす
30.4%
すなわ
21.7%
すなは
21.7%
すなわち
8.7%
すなはち
4.3%
やや
4.3%
タチマ
4.3%
タヤス
4.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たやす
(逆引き)
その恋のいよいよ急に、いよいよ
濃
(
こまやか
)
になり
勝
(
まさ
)
れる時、人の最も憎める競争者の為に、しかも
輙
(
たやす
)
く宮を奪はれし貫一が心は
如何
(
いか
)
なりけん。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
輙(たやす)の例文をもっと
(7作品)
見る
すなわ
(逆引き)
然レドモ人ト
為
(
な
)
リ気ヲ
尚
(
とうと
)
ビ、
厳峻
(
げんしゅん
)
ヲ以テ自ラ
厲
(
はげま
)
ス。
頗
(
すこぶ
)
ル
偏窄
(
へんさく
)
ニシテ少シク意ニ愜カザルヤ
輙
(
すなわ
)
チ
咄咄
(
とつとつ
)
トシテ
慢罵
(
まんば
)
ス。多ク人ノ
悪
(
にく
)
ム所トナル。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
輙(すなわ)の例文をもっと
(5作品)
見る
すなは
(逆引き)
僕も三度ほど
痿
(
なや
)
されたが、柔能く剛を制すで、
高利貸
(
アイス
)
には美人が妙!
那彼
(
あいつ
)
に一国を預ければ
輙
(
すなは
)
ちクレオパトラだね。那彼には滅されるよ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
輙(すなは)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
すなわち
(逆引き)
枕山が同人集第三編に「温卿ノ書ハ
帖
(
じょう
)
ノ出ルゴトニ
輙
(
すなわち
)
唐宋ノ名家トソノ工巧ヲ争フ。マタ元ノ人
顧玉山
(
こぎょくざん
)
ノ風ヲ慕フ。」
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
輙(すなわち)の例文をもっと
(2作品)
見る
すなはち
(逆引き)
未
(
いま
)
だ
數分
(
すうふん
)
ならざるに、
群獺
(
ぐんだつ
)
忽
(
たちま
)
ち
競逐
(
きそひお
)
うて、
勢
(
いきおひ
)
死
(
し
)
を
避
(
さ
)
けず、
執得
(
とらへえ
)
て
輙
(
すなはち
)
獻
(
けん
)
ず。
鯔魚
(
しぎよ
)
を
畫
(
ゑが
)
くものは
徐景山
(
じよけいざん
)
也
(
なり
)
。
聞きたるまゝ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
輙(すなはち)の例文をもっと
(1作品)
見る
やや
(逆引き)
彼常に「不感無覚」を以て称せらる。世人
輙
(
やや
)
もすれば、この語を誤解して
曰
(
いは
)
く、高踏一派の徒、
甘
(
あまん
)
じて感情を犠牲とす。これ既に芸術の第一義を没却したるものなり。
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
輙(やや)の例文をもっと
(1作品)
見る
タチマ
(逆引き)
また中国の他の書物には「其葉散生シ、末ハ本ヨリ大ナリ、故ニ風ニ遇テ
輙
(
タチマ
)
チ抜ケテ旋グル」とも、また「秋蓬ハ根本ニ悪シク枝葉ニ美シ、秋風一タビ起レバ根且ツ抜ク」
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
輙(タチマ)の例文をもっと
(1作品)
見る
タヤス
(逆引き)
並びに、内に入りて供奉す。唯、禰義等の申す辞は、
輙
(
タヤス
)
く人に知らしめず。後、
長谷
(
ハツセノ
)
天皇の崩ずる時に及びて、比自支和気の
罄
(
ノコラザ
)
るに依り、七日七夜御食を奉らず。此に依りて、「
阿良備多麻比岐
(
アラビタマヒキ
)
」。
和歌の発生と諸芸術との関係
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
輙(タヤス)の例文をもっと
(1作品)
見る
輙
漢検1級
部首:⾞
15画
“輙”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
尾崎紅葉
高山樗牛
牧野富太郎
作者不詳
南方熊楠
蒲原有明
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
斎藤茂吉
永井荷風