“厲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はげ50.0%
はげま21.4%
はげし14.3%
れい7.1%
ハゲ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、声色共にはげしく、迅雷じんらいまさに来らんとして風雲大いに動くの概があった。これを聴いたパピニアーヌスは儼然げんぜんとしてかたちを正した。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
然レドモ人トリ気ヲとうとビ、厳峻げんしゅんヲ以テ自ラはげまス。すこぶ偏窄へんさくニシテ少シク意ニ愜カザルヤすなわ咄咄とつとつトシテ慢罵まんばス。多ク人ノにくム所トナル。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
されど又情としてはげしく言ふを得ざるこの場の仕儀なり。貫一は打悩うちなやめるまゆしひひらかせつつ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
深くば則ちれいし、淡くば則ちけいすと。子曰く、果なるかな、これ難きことなしと。——憲問篇——
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
恒ニコノ ハゲシイ天幕カラ 露ハナ足ヲ突キ出シテヰル
逸見猶吉詩集 (新字旧仮名) / 逸見猶吉(著)