“踔厲風発”の読み方と例文
読み方割合
たくれいふうはつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
踔厲風発たくれいふうはつ、説き来り説き去って、拍手喝采四壁をうごかす時、傍聴席上の一老僧はソーッとハンケチをポケットから引出して目に押当てた。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
そいつが中々踔厲風発たくれいふうはつしているから、面白がって前の方へ出て聞いていると、あなたを一つかけて上げましょうと云われたので、匇々そうそう退却した。
田端日記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)