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『田端日記』
ふりがな文庫
『
田端日記
(
たばたにっき
)
』
〔八月〕二十七日 朝床の中でぐずついていたら、六時になった。何か夢を見たと思って考え出そうとしたが思いつかない。 起きて顔を洗って、にぎり飯を食って、書斎の机に向ったが、一向ものを書く気にもならない。そこで読みかけの本をよんだ。何だかへんな …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
清
(
きよし
)
下
(
さ
)
尋
(
き
)
紐育
(
ニュウヨオク
)
倒
(
さかさ
)
指
(
ゆび
)
朱
(
しゅ
)
異
(
い
)
端
(
はた
)
今日
(
きょう
)
午睡
(
ごすい
)
大
(
おおい
)
大野
(
おおの
)
差支
(
さしつか
)
己
(
おれ
)
御嶽
(
みたけ
)
樹
(
た
)
甚
(
はなはだ
)
行
(
い
)
行燈
(
あんどう
)
間
(
あいだ
)
面
(
つら
)
一人
(
ひとり
)
一向
(
いっこう
)
丁寧
(
ていねい
)
三
(
み
)
三分
(
さんぶ
)
上野
(
うえの
)
中
(
うち
)
丸善
(
まるぜん
)
久米
(
くめ
)
二人
(
ふたり
)
五目
(
ごもく
)
亭主
(
ていしゅ
)
人
(
ひと
)
体中
(
からだじゅう
)
体裁
(
ていさい
)
到底
(
とうてい
)
前
(
まえ
)
動坂
(
どうざか
)
勿体
(
もったい
)
匇々
(
そうそう
)
午
(
ひる
)
午飯
(
ひるめし
)
南町
(
みなみちょう
)
厄介
(
やっかい
)
反
(
そ
)
唇
(
くちびる
)
圏点
(
けんてん
)
夕飯
(
ゆうめし
)
大分
(
だいぶ
)
大方
(
おおかた
)
好
(
い
)
始
(
はじめ
)
崔嵬
(
さいかい
)
帷子
(
かたびら
)
床
(
とこ
)
序
(
ついで
)
弾
(
ひ
)
後
(
あと
)
御免
(
ごめん
)
成瀬
(
なるせ
)
成程
(
なるほど
)
描
(
か
)
文句
(
もんく
)
明
(
あ
)
明日
(
あす
)
春信
(
はるのぶ
)
昨夜
(
ゆうべ
)
是非
(
ぜひ
)
本郷
(
ほんごう
)
根気
(
こんき
)
業腹
(
ごうはら
)
欠伸
(
あくび
)
歯痛
(
しつう
)
気焔
(
きえん
)
氷嚢
(
ひょうのう
)
氷枕
(
こおりまくら
)
池
(
いけ
)
漫然
(
まんぜん
)
狆
(
ちん
)
猪口
(
ちょく
)
琴
(
こと
)
瓦斯
(
ガス
)
生憎
(
あいにく
)
留守
(
るす
)
皆
(
みんな
)
矢来
(
やらい
)
確
(
たしか
)
祟
(
たた
)
籐
(
とう
)
粥
(
かゆ
)
糸底
(
いとぞこ
)
綿々
(
めんめん
)
縞絽
(
しまろ
)
腫
(
は
)
蒙
(
こうむ
)
蚊帳
(
かや
)
蛾
(
が
)
行
(
ゆ
)