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粥
ふりがな文庫
“粥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かゆ
93.5%
カーシャ
2.4%
がゆ
2.4%
けえ
0.4%
しゅく
0.4%
もの
0.4%
カユ
0.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かゆ
(逆引き)
ゆるい
粥
(
かゆ
)
と、
茹
(
ゆ
)
で
潰
(
つぶ
)
した
蔬菜
(
そさい
)
であるが、この頃では
顎
(
あご
)
がうまく動かないとみえ、口からこぼしたりするので、ずいぶん時間がかかる。
竹柏記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
粥(かゆ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
カーシャ
(逆引き)
玉菜汁
(
シチイ
)
と
粥
(
カーシャ
)
を鱈腹つめこみ、一同を誰彼なしに、手癖が悪いの、身持がよくないのと罵りちらしておいてから、自分の部屋へと戻った。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
粥(カーシャ)の例文をもっと
(6作品)
見る
がゆ
(逆引き)
救い
粥
(
がゆ
)
の状況を一巡見て、館へ帰ると、彼は、いつになく、疲労の色をたたえていた。今暁、一睡はしているのに、なぜかひどく気力がふるわない。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
粥(がゆ)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
けえ
(逆引き)
「
先刻
(
さつき
)
おつうに
米
(
こめ
)
のお
粥
(
けえ
)
炊
(
た
)
いて
貰
(
もら
)
つてそれでもやつと
掻
(
か
)
つ
込
(
こ
)
んだところだよ」
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
粥(けえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
しゅく
(逆引き)
上首の一人 ——
粥
(
しゅく
)
に十の利あり、
飯
(
はん
)
には三
徳
(
てん
)
六
味
(
み
)
。
食
(
じき
)
を
享
(
う
)
くるもの、いやしくもこの理を忘るる
勿
(
なか
)
れ。
阿難と呪術師の娘
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
粥(しゅく)の例文をもっと
(1作品)
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もの
(逆引き)
井沢香央の人々、
七四
彼
(
かれ
)
を
悪
(
にく
)
み
此
(
これ
)
を
哀
(
かなし
)
みて、
専
(
もは
)
ら
七五
医
(
い
)
の
験
(
しるし
)
をもとむれども、
七六
粥
(
もの
)
さへ日々にすたりて、よろづにたのみなくぞ見えにけり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
粥(もの)の例文をもっと
(1作品)
見る
カユ
(逆引き)
ケガジは饑饉、ホイドは乞食、ケエは
粥
(
カユ
)
で発音は英語 cake(菓子)の ca に近い。子供などがものをガツガツ貪り喰ふ場合に、たしなめる言葉として此の言葉を用ひる。
津軽地方特有の俚諺
(新字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
粥(カユ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“粥”の解説
粥(かゆ)は、米、麦、粟、ソバなどの穀類や豆類、芋類などを、多めの水で柔らかく煮た料理。粥の上澄み液は重湯(おもゆ)という。関西地方では「おかいさん」ともいう。
(出典:Wikipedia)
粥
漢検準1級
部首:⽶
12画
“粥”を含む語句
白粥
茶粥
粥杖
芋粥
小豆粥
固粥
七草粥
施粥
薄粥
粥鍋
稗粥
粟粥
粥腹
御粥
朝粥
玄米粥
粥釣
粥汁
粥節供
粥鶏卵
...
“粥”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
紫式部
柳田国男
三遊亭円朝
山本周五郎
谷崎潤一郎
泉鏡太郎
島崎藤村
夏目漱石