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粥腹
ふりがな文庫
“粥腹”の読み方と例文
読み方
割合
かゆばら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かゆばら
(逆引き)
きょう枝元老人から手紙が来て(企画用紙送り来る)「この用紙を届けに行くべきながら、お
粥腹
(
かゆばら
)
で歩けないので、郵便にします」
海野十三敗戦日記
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
さすがに病床の
粥腹
(
かゆばら
)
では、日頃、日本のあらゆる現代作家を冷笑している高慢無礼の
驕児
(
きょうじ
)
も、その特異の才能の
片鱗
(
へんりん
)
を、ちらと見せただけで
ろまん灯籠
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
尊氏はそのあとで
芋粥
(
いもがゆ
)
を三杯も喰べた。出陣には武門しきたりの古式もあるのだが、家族はおらず、時もこんな場合である。頼春の給仕のみで、すぐ
粥腹
(
かゆばら
)
に
鎧
(
よろい
)
を着込む。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
粥腹(かゆばら)の例文をもっと
(3作品)
見る
粥
漢検準1級
部首:⽶
12画
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
“粥”で始まる語句
粥
粥杖
粥鍋
粥釣
粥汁
粥湯
粥河圖書
粥占
粥喰
粥川
“粥腹”のふりがなが多い著者
吉川英治
海野十三
太宰治