“粥腹”の読み方と例文
読み方割合
かゆばら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょう枝元老人から手紙が来て(企画用紙送り来る)「この用紙を届けに行くべきながら、お粥腹で歩けないので、郵便にします」
海野十三敗戦日記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
さすがに病床の粥腹では、日頃、日本のあらゆる現代作家を冷笑している高慢無礼の驕児も、その特異の才能の片鱗を、ちらと見せただけで
ろまん灯籠 (新字新仮名) / 太宰治(著)
尊氏はそのあとで芋粥を三杯も喰べた。出陣には武門しきたりの古式もあるのだが、家族はおらず、時もこんな場合である。頼春の給仕のみで、すぐ粥腹を着込む。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)