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片鱗
ふりがな文庫
“片鱗”の読み方と例文
読み方
割合
へんりん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へんりん
(逆引き)
「やっぱり彼女の予感が当ったのかも知れない」と思うと、まだ
片鱗
(
へんりん
)
をさえ聞かぬ、事件そのものにも、不可思議な興味を覚えた。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「ニッケルの文鎮」の中のラジオ小僧と私立探偵との知恵くらべの一くさりのごときはその
片鱗
(
へんりん
)
をみせたものと言えるであろう。
探偵小説壇の諸傾向
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
自分を中心に渦巻いたあんな大騒動の
片鱗
(
へんりん
)
をも記憶していないだろうし、生家のことなぞ夢にも知るまい。もちろん、名は変わっている。
チャアリイは何処にいる
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
片鱗(へんりん)の例文をもっと
(41作品)
見る
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
鱗
漢検準1級
部首:⿂
24画
“片”で始まる語句
片
片隅
片手
片端
片頬
片方
片時
片側
片膝
片足
検索の候補
暗君片鱗
鱗片
“片鱗”のふりがなが多い著者
下村湖人
牧逸馬
橘外男
吉川英治
谷譲次
江戸川乱歩
谷崎潤一郎
佐々木味津三
太宰治
平林初之輔