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鱗片
ふりがな文庫
“鱗片”の読み方と例文
読み方
割合
りんぺん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りんぺん
(逆引き)
百合とは、その地下の球根(植物学上でいえば
鱗茎
(
りんけい
)
)に多くの
鱗片
(
りんぺん
)
があって
層々
(
そうそう
)
と重なっているから、それでそう百合というとのことである。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
厚さ一センチ程度で長さ二十センチもある
扁平
(
へんぺい
)
な板切れのような、たとえば松樹の皮の
鱗片
(
りんぺん
)
の大きいのといったような
相貌
(
そうぼう
)
をした岩片も散在している。
小浅間
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
普通
(
ふつう
)
中学校などに
備
(
そな
)
え
付
(
つ
)
けてある
顕微鏡
(
けんびきょう
)
は、
拡大度
(
かくだいど
)
が六百
倍
(
ばい
)
乃至
(
ないし
)
八百倍ぐらいまでですから、
蝶
(
ちょう
)
の
翅
(
はね
)
の
鱗片
(
りんぺん
)
や
馬鈴薯
(
ばれいしょ
)
の
澱粉粒
(
でんぷんりゅう
)
などは
実
(
じつ
)
にはっきり見えますが
手紙 三
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
鱗片(りんぺん)の例文をもっと
(5作品)
見る
“鱗片”の意味
《名詞》
鱗の一片。
(context、zoology)生物の体表を覆う鱗状の構造物。
ユリなどの球根(鱗茎)のかけら。鱗片葉。
(出典:Wiktionary)
鱗
漢検準1級
部首:⿂
24画
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
“鱗”で始まる語句
鱗
鱗葺
鱗形
鱗雲
鱗粉
鱗光
鱗茎
鱗族
鱗茸
鱗魚
検索の候補
片鱗
暗君片鱗
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牧野富太郎
寺田寅彦
宮沢賢治