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『小浅間』
ふりがな文庫
『
小浅間
(
こあさま
)
』
峰の茶屋から第一の鳥居をくぐってしばらくこんもりした落葉樹林のトンネルを登って行くと、やがて急に樹木がなくなって、天地が明るくなる。そうして右をふり仰ぐと突兀たる小浅間の熔岩塊が今にも頭上にくずれ落ちそうな絶壁をなしてそびえ立っている。その …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「東京朝日」1935(昭和10)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
粗鬆
(
そそう
)
殻
(
かく
)
亀裂
(
きれつ
)
糞
(
ふん
)
眺望
(
ちょうぼう
)
蜘蛛
(
くも
)
鱗片
(
りんぺん
)
三昧
(
ざんまい
)
緻密
(
ちみつ
)
纜
(
ともづな
)
飯釜
(
めしがま
)
茶屋
(
ちゃや
)
蓬髪
(
ほうはつ
)
蕈
(
きのこ
)
薪材
(
しんざい
)
虎杖
(
いたどり
)
頻繁
(
ひんぱん
)
颯爽
(
さっそう
)
蝋
(
ろう
)
蝶
(
ちょう
)
蠅
(
はえ
)
豌豆
(
えんどう
)
鋲
(
びょう
)
開襟
(
かいきん
)
靴
(
くつ
)
頬張
(
ほおば
)
晩餐
(
ばんさん
)
伐
(
き
)
刺繍
(
ししゅう
)
剥脱
(
はくだつ
)
台湾
(
たいわん
)
咽喉
(
のど
)
土佐
(
とさ
)
堅緻
(
けんち
)
峰
(
みね
)
強力
(
ごうりき
)
扁平
(
へんぺい
)
竈
(
かまど
)
木理
(
もくめ
)
泡沫
(
ほうまつ
)
浅間
(
あさま
)
熊
(
くま
)
玄人
(
くろうと
)
皮殻
(
ひかく
)
相貌
(
そうぼう
)
矮草
(
わいそう
)
稜角
(
りょうかく
)
突兀
(
とっこつ
)