“土佐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とさ97.0%
どざ3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにしろ土佐とさの国と越後えちごの国ではとても再会のできないのは知れていますからね。それに法然聖人ほうねんしょうにんは八十に近い御老体ですもの。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
土佐とさのあるさびしい浜べの村で一晩泊まった偶然の機会に思いがけない見物をしただけで、それ以後にはついぞ二度とは見たことがなかった。
沓掛より (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「明日の朝、眼がさめたら、僕たちは土佐どざもんと名前がかわっているだろうな」
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)