“門”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かど62.9%
もん30.1%
3.2%
カド1.3%
ゲート0.4%
0.4%
ヴァロータ0.4%
かと0.2%
かなと0.2%
かなど0.2%
(他:3)0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“門”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)9.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語8.0%
文学 > 日本文学 > 戯曲7.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
たゞいそぎにいそがれて、こゝにこゝろなき主從しうじうよりも、御機嫌ごきげんようとかどつて
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
伏屋ふせやかどの花も、幽霊のよろいらしく、背戸の井戸の山吹も、美女たおやめの名の可懐なつかしい。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
つたかづらおもふがまゝに這纏はひまとふたもん年中ねんぢゆうあけぱなしでとぢたことなく
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
いているうちにどくになって、どうしてももんけてやらずにはいられないようながしました。
羅生門 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
かれその國より上り幸でます時に、龜のに乘りて、釣しつつ打ち羽振り來る人速吸はやすひに遇ひき。
あまざかるひな長路ながぢひ来れば明石あかしより倭島やまとしまゆ 〔巻三・二五五〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
カドには前もって、柊の小枝を挿して置き、それに鰯の頭——昔はボラの子のいなの頭——をつき刺して出しておいたものです。
鬼を追い払う夜 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
郎女様か、と思はれるあて人が——、み寺のカドに立つて居さつせるのを見たで、知らせにまゐりました。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
所で、これ等各種のお社への入口は tori-i と称する不思議な門口、換言すれば枠形フレームゲートはないからこう云うのだが)で標示されている。
普通、小さな骨組建築フレーム・ウワークか、ゲートの無い門構ゲート・ウェーが村の入口を示し、そこを入るとすぐ家が立ち並ぶが、同様にして村の通路の他端を過ぎると共に、家は忽然として無くなって了う。
枯野カラヌを塩に焼き、があまり琴に作り、かきひくや 由良の門中トナカ岩礁イクリに ふれたつ なづの木の。さや/\(仁徳記)
姫社郷の山途ヤマト川の(川口か)の西に、荒ぶる神が居て、道行く人をとり殺すので、其訣を占ふと、筑前宗像郡の人珂是胡カゼコに、自分をイハはせれば、穏かにならうとあつた。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
——こっちです。あのヴァロータの中ですが——一緒に行ったげましょう。
新しきシベリアを横切る (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ジグザグ歩きをして、私はニキーツキーヴァロータまで来た。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
かれは藁草履わらざうりをつツかけて穿いた。かれは寺を出て、一番先に、近所にある貧しい長屋の人達のかとに立つた。
ある僧の奇蹟 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
かれは五六日前に、その女の抱へられてゐる小さな料理屋のかとに立つた。
ある僧の奇蹟 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
ここにその御杖を新羅しらぎ國主こにきしかなとに衝き立てたまひ、すなはち墨江すみのえの大神の荒御魂あらみたま一五を、國守ります神と祭り鎭めて還り渡りたまひき。
ここにそのかなと一八に到りましし時に大氷雨ひさめ降りき。
泊瀬河はつせがはゆふわた我妹子わぎもこいへかなどに近づきにけり 〔巻九・一七七五〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
よごれた白い門壁に満員電車の影や馬車の影や、重って映り動いた。が、ドヴォールの中は人気なく、雪が白くかたまり木立の上に三月の星が見える。
そこの、ポルタに一番近く立っているアカシア街路樹に、いつか、ベニイを暗殺しそこねた同志の弾丸のあとが、今でもはっきり木肌に残っているはずです。
踊る地平線:10 長靴の春 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
むかしはそこにモスクヷへ入る一つのワロータがあったものと見えてニキーツキー門とよばれている。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)