“松”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まつ93.6%
まっ1.5%
しょう1.5%
マツ1.0%
しよう0.5%
0.5%
まあつ0.5%
まアつ0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八のふかくしながら、せたまつろう眼先めさきを、ちらとかすめたのは、うぐいすふんをいれて使つかうという、近頃ちかごろはやりの紅色べにいろ糠袋ぬかぶくろだった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
おいおいまっつぁん、はっきりしなよ。おいらがかわものじゃァねえ。世間せけんやつらがかわってるんだ。それが証拠しょうこにゃ。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
「——てまえは清河県せいかけんの生れ、苗字を、名をしょうと申し、兄弟順では二番目の武二郎ぶじろうでございまする」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
未ダつまびらかならず仙覚抄ニ云山ちさとは木也田舎人は、つさの木といふこれなりといへり、いかゞあらむ、但し此はマツ山松ヤママツサクラ山桜ヤマザクラなどいふ如く山に生たるつねの知左〔牧野いう
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
最後の半頁は著者の嗣子しようの跋がこれをうづめてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
まりなげ、なわとびのあそびにきやうをそへてながるゝをわすれし、其折そのをりこととや、信如しんによいかにしたるか平常へいぜい沈着おちつきず、いけのほとりのにつまづきて赤土道あかつちみちをつきたれば
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
 チツツン ツントン 相生あひおひまあつ……
桜さく島:春のかはたれ (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
まアつ、——たけエ
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
作。(此人ハ軍事ニ預る、此人下の関に出小倉攻之惣大将当時谷潜蔵。)