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松
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まっ
ふりがな文庫
“
松
(
まっ
)” の例文
おいおい
松
(
まっ
)
つぁん、はっきりしなよ。おいらが
変
(
かわ
)
り
者
(
もの
)
じゃァねえ。
世間
(
せけん
)
の
奴
(
やつ
)
らが
変
(
かわ
)
ってるんだ。それが
証拠
(
しょうこ
)
にゃ。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
中屋
(
なかや
)
の
松
(
まっ
)
つあんなどはどうだらうといへば、兼吉は
寂
(
さび
)
しくほほと笑ひ、あんまり未練がなさ過ぎるか知れませねど、腹にあるだけ言つてしまひたいのは私の
癖
(
くせ
)
そめちがへ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
鈴代さんが仲間に入ってくれりゃ、野郎二人きりよりずっと景気が好くなる。なア
松
(
まっ
)
ちゃん。
渡鳥いつかへる:軽演劇一幕四場
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
どうせその
気
(
き
)
で
来
(
き
)
たんなら、あからさまに、一から十まで
話
(
はなし
)
しておくれ。
相手
(
あいて
)
の
名
(
な
)
を
聞
(
き
)
かないうちは、気の毒だが
松
(
まっ
)
つぁん、ここは
滅多
(
めった
)
に
動
(
うご
)
かしゃァしないよ
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
いつとなく出来た仲だとやら、その
上
(
うえ
)
松
(
まっ
)
つあんよりは
捌
(
さば
)
けてゐるやうでも、あの
生真面目
(
きまじめ
)
さ加減では
覚束
(
おぼつか
)
ない、どうやら
常談
(
じょうだん
)
らしくもないお前の
返詞
(
へんじ
)
がおれの腹に落ち兼ねる
そめちがへ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
「いったい、そのおせんの
情人
(
いろ
)
というのは、
何者
(
なにもの
)
なんだか、
松
(
まっ
)
つぁん、はっきりあたしに
教
(
おし
)
えておくれ」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
“松”の意味
《名詞》
まつ。常緑針葉樹。マツ。
(出典:Wiktionary)
“松(マツ)”の解説
マツ属(マツぞく、学名:Pinus)は、マツ科の属の一つ。マツ科のタイプ属である。約100種が北半球の各地域に分布し、針葉樹で針のような形態の葉と、松かさ(松ぼっくり)とよばれる実がなるのが特徴である。人との関わりも深く、さまざまに利用されたり、文化や信仰の対象にもされている。
(出典:Wikipedia)
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“松”を含む語句
落葉松
松明
水松
松林
杜松
松下
松脂
松籟
松風
老松
松魚
松花江
松皮疱瘡
松蘿
羅漢松
松茸
偃松
松葉
松平
松柏
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