“話”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
はなし54.7%
はな39.8%
ばなし3.6%
かた0.3%
ぱなし0.3%
0.3%
もう0.2%
やつ0.2%
コント0.2%
ハナシ0.2%
(他:1)0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“話”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)54.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.6%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆1.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
また、海賊船かいぞくせん海蛇丸かいだまる一條いちじやうについては、席上せきじやういろ/\なはなしがあつた。
けれども両人ふたりが十五六間ぎて、又はなしり出した時は、どちらにも、そんな痕迹はさらになかつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
つなおにのことをくわしくはなしました。おばさんはだんだんひざをしながらいていましたが、
羅生門 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
うござんすかい、わたし無理むりにおたづまをします、あなたはうしてもおはなしなさいませぬ
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しかしこんな高山絶頂の野営中に地震に出逢うとは、一生に再び有る事やら無い事やら、これも後日一つばなしの記念となるであろう。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
あるとき、けだものたちが、大ぜいもりの中にあつまって、めいめいかってなじまんばなしをはじめました。
物のいわれ (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
私はこれを「いつまさに共に西牕の燭をりて、かへつて巴山夜雨の時をかたるべき」と読む。
閑人詩話 (新字旧仮名) / 河上肇(著)
卻話巴山夜雨時 却つて巴山夜雨の時をかたるべきか。
閑人詩話 (新字旧仮名) / 河上肇(著)
「こんな馬鹿っぱなしはこれっくれえでたくさんだ。潮がもうずいぶんさして来たぜ。さあ、ホーキンズ船長、己の指図する通りにやるんだ。そうすりゃ船はすぐに走り出して片附いちまおうぜ。」
又「へえ……まことにながぱなしを致しまして」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
想ふに謝氏の演し成す所のが僅に十数行であるから、蒙斎筆談の文は二三行に過ぎぬであらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
我心は清淨無垢むくにして、譬へば姉と弟との心を談じ情をするが如くなりしなり。
……ついては、新蕎麦の御祝儀に、じいが貴女に御伽おとぎもうす。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
これから皆で、一時間ずつ交替で、なにかこう体験というか、実話というか、かく睡気ねむけます効目ききめのある話——それもなるたけ、あまり誰にも知られていないというやつを、此の場かぎりという条件で
恐しき通夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そのコント——(もしくは金額コント)——に皆大笑いをしたが、だれも驚く者はなかった。
ハナシ編輯長ヘンシュウチョウ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
簡野道明本には、これを「いつか当に共に西牕の燭を剪りて、却つて巴山夜雨をする時なるべき」と読ませ、「坊本に巴山夜雨の時を話すと訓読するは非なり。何時の二字を分けて、転結二句の上と下とへ置いたのである。」と註してあるが、私は之に従ふことを欲しない。
閑人詩話 (新字旧仮名) / 河上肇(著)