“わ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
語句割合
20.5%
12.5%
7.8%
6.1%
6.0%
5.1%
4.8%
4.0%
3.4%
3.2%
3.1%
2.8%
2.6%
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0.7%
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不良0.0%
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捕蹄0.0%
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断割0.0%
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生少0.0%
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発生0.0%
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薄気味悪0.0%
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(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小説にしようか、絵の修業をしようか——まとまりようのない空想が、あとからあとからいてくる。つい、うっとりとしていると
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「あたしにおびになることなんかいりませんけど、それで気がすむのでしたら、どうぞ、なさりたいようになすって、ちょうだい」
キャラコさん:03 蘆と木笛 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
父親はなにかいっていましたが、やがて半分ばかりからこして、やせたでその金貨を三らにけてやりました。
青い時計台 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「くるみ」をり切ったので、今度は茶を出して美濃紙で張った「ほいろ」の様なものを、炉の上にのせた中にあけ火を喰わせ始めた。
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ものとを見較べながら、かたまけると笑方の、半面ニヤリにニヤリとして、岩魚一振、ひらめかして、また、すた/\。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
鹿きなをつくつて、ぐるくるぐるくるつてゐましたが、よくるとどの鹿のまんなかのがとられてゐるやうでした。
鹿踊りのはじまり (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
門に入ればくごときものが感じられ、早くもここには一死を共に誓う家の子郎党の二心なき者がをついで駆け集まっていた。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうかとおもうと、つむじ風のように、大きなや小さな輪をえがいて、ゆかいそうにアッカのまわりをグルグルとびまわります。
すると、そのたびに、一の白い小鳥がその木の上にとんできては、灰かぶりがほしいというものを、なんでもおとしてくれました。
これを要するに諸人才器齷齪、天下の大事を論ずるに足らず、が長人をして萎薾せしめん。残念々々。足下久坂をのみ頼むなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
文吉は、枝折戸の外に待たしてあるわたくしに菓子を少しけて呉れますが、ほとんど大部分をその場でぽり/\食べてしまいます。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
峠路のに興じたり、雨の宿りをびしがったり、高原の道に馬をせがんだりして、いつか知らず故郷の土を踏んでしまったのである。
日本婦道記:桃の井戸 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
卜斎鉄拳をくったせつなに、仮面は二つにられてしまった。そして二つに割られた仮面が、の上に片目をあけて嘲笑っている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「私は佐瀬でございます」三十を少し越したかと思われる頭髪を綺麗にけた、色白の背の高い紳士は云った。友は椅子をすすめながら
真珠塔の秘密 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
互に慰めもし、慰められもしたそんな一人の姉が、びしい仮住の家で、二番目の子を生んで亡くなったのは、それから間のない事だった。
姨捨 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
さあそれと聞いてからは、子供心に気味がるくって、その晩などはに寝られなかった。私の実際に見たのではこんな事がある。
子供の霊 (新字新仮名) / 岡崎雪声(著)
己は根岸の家の鉄の扉を走って出たときは血がき立っていた。そして何か分からない爽快を感じていた。一種の力の感じを持っていた。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そこで『立派なユーモリスト』なる先生して、『世界中のひつくりかへるかな』とやつたんだ。どうだつたか。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
しかも君はいない。僕はそれをざっと見てから、失礼をびて帰ってきた。そして、アヴドーチャ・ロマーノヴナにありのまま報告した。
いらはいったい、何のために、かくは勝家の討って出るを、めるのか。勝家を迎えるあいだに、なぜ目に見えている敵をえぬか」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
善ニョムさんは、泣声になってめいた。いやだ、いやだ——青い麦の芽達が、頭を振りながら、善ニョムさんの眼前に現われて来た。
麦の芽 (新字新仮名) / 徳永直(著)
あまりのたらしさに皇后は、顔色もなくおしたが、舟がすすむにつれ、風浪も烈しく、いよいよ生ける心地もなかった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つまみして障子めた、殘暑といふものはい、空氣はないかららである、つてゐるから頭痛がする、たまらぬ。
ねこ (旧字旧仮名) / 北村兼子(著)
さっきまでは居る影さえしなかったが、いつの間にかすぐ目の前で五六度を描いて舞ったかと思うと、サッと傍の葦間へ下りてしまう。
禰宜様宮田 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
人には一の菜の慈悲もなかりき、今はジリジリ移りゆく日影を見るに堪えかね、仏壇の前に伏して泣きたり、哀れの寡婦よ、いかばかり悲しかりけん
空家 (新字新仮名) / 宮崎湖処子(著)
髪の毛の匂いと、それからどこから来るのだかからない、ある不思議な女の香気が彼にもつれ掛って来た。
田舎医師の子 (新字新仮名) / 相馬泰三(著)
そして外へ出ると、時々けてもらった草花を、腕車蹴込みへ入れて帰って来た。中庭の垣根のなかには、いろいろのものが植えられた。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
そしてこれらの諸品がヒガンすなわちタチヒガンと縁の無いことは、その葉を検すればぐにかるのである。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
もなし、女中れずか、やれ/\ま這入れ、さあ這入れ、うも不意かされたやうでまご/\するわな、格子めずともしがめる、
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
の教えが悪いによって左様な道楽の者に成ったのだ、此の短冊はが形見で有るから、是を持って何処へでもけと云って、流石の父も涙を含んでの手に渡した時に
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「判ってますよ。——だっていいじゃないか。ーさんはあんなお人よしで独りでよがっているんだし、たまにうくらい何でもありゃしない。」
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
豚を殺すそんなけだから塾中の書生に身なりの立派な者はず少ない。そのくせ市中の縁日などえば夜分屹度出て行く。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
大阪人のごときは算盤のの上にいた虫のようなものです。私は、それを痛感しております。景気がよいとか、悪いとか、相場が上がったとか、下ったとか言うてそれで一生を浪費しているのです。
空中征服 (新字新仮名) / 賀川豊彦(著)
かつは清吉を戒むること足らざりしをび、のっそり夫婦が様子をるに十兵衛は例の無言三昧、お浪は女の物やさしく
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
きさしたる炭の半ば紅なるが、媼の座のにちりぼひたるは、妖魔の身邊に引くといふしきとも看做さるべし。まことに是れ一幅クロトの活畫像なり。
ヤマトの語に当つるに相変らず「」の字を用うる例で、それが畿内の大和一国を表わす場合は勿論、同じ人名にしてもヤマトタケルノミコトの場合には、「日本武尊」と書き
国号の由来 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
その絹帽が二つ並んで、その一つには葉巻のりが輪になってたなびいている。向うの隅に白襟の細君がのよい五十恰好の婦人と、きの人には聞えぬほどな低い声で何事か耳語いている。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
三つの雄蕊は幅広き花柱枝の下に隠れて、そのは黄色をしており、中央の一花柱は大きな三かれて開き、その末端柱頭があり、虫媒花であるこの花に来る蝶々
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
それだもの、れるもんか。その時の、幻が、ここに残って、私の目に見えたんだ。
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
法味を永遠に楽ませ玉へ、と思入つて諫めたてまつれば、院の御霊は雲間に響く御声してから/\と異様に笑はせ玉ひ、おろかや解脱の法を説くとも、仏も今はなり、涅槃無漏はじ
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
すて筆ながく引いて見ともなかりしか可笑し、桂次は東京に見てさへるい方では無いに、大藤村の帰郷といふ事にならば、機場の女が白粉のぬりかた思はれると此処にての取沙汰
ゆく雲 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
銀樽一個兇賊等つてこれをむに、しきこと人界す。錦綵寶珠賊等やがてのまゝに取出だしぬ。さてるに、玉女のくすりさきめたり。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そして、夫人は母たる愛情を、七人の子供に平等にけて居た。
大島が出来る話 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
五秒間の後は平気にりぬ。医師の帰りたる後十分ばかり何もせずただ枕に就きぬ。その間何を考えしか一向に記憶せず。ただその中に世間野心多き者多し。然れどもれほど野心多きはあらじ。
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
されどわれは聖母に誓ふことを得べし。我心は清淨無垢にして、譬へば姉と弟との心を談じ情をするが如くなりしなり。さるを夫人の目には常ならぬ光ありて、その乳房のあたりは高く波立てり。
脚絆足袋も、紺の色あせ、のみならず血色なき小指現われぬ。一声高く竹のるる音して、勢いよく燃え上がりし炎は足を焦がさんとす、されどは足を引かざりき。
たき火 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
よく浴衣の模様などに、鎌の絵と、と、ぬの字を染め抜いてかまわぬと判じさせるのがありますが、模様としては元禄ぶりの寛闊な趣を見せてなかなか面白いものですが
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
茶店の老婆子を見て慇懃無恙を賀しが春衣を
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
男をふ女の心はいつも男の居所ぢやく、口をあけて、さあ、かぬか、えゝ、業畜
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
これ千代りようも有ろうのに、ちょっと欠いたとか、が入った位ならば、是れ迄の精勤のすまいものでもないが、斯う大きく毀れては何うも免し難い、これ、何は居らんか、何や
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ハヽイヤ、ふたりともこねいだからいつにねい、らあこともあるんだ、アハヽヽ
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
崖のこっち側と向う側と昔は続いていたのでしょうがいつかの時代にけるかれるかしたのでしょう。のあるときは谷の底はまっ白でなんにも見えませんでした。
(新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
桃色の明りの中にを著て少女の如くしりくる船
註釈与謝野寛全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
さゝ、ヂュリエットをして、着飾らせい。てパリスどのに挨拶せう。……さゝ、げ/\。婿どのは最早せたわ。げ。
グレ (サンプソンに對ひ、小聲にて)つわいとはっせい。(下手を見やりて)あそこへ殿親族一人せた。
しは今日その商人を相手にしたのだから、先方の得手に乗せられては、みすみす自分で自分を馬鹿者にしていることになるのだ。
親子 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
それともお前はしの眼の前に嘘をせんでいい世の中を作ってみせてくれるか。そしたらしもお前に未練なくを脱ぐがな
親子 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
樹を切るのは樵夫を頼んだ。山から海岸まで出すのは、お里が軽子で背負った。山出しを頼むと一に五銭ずつ取られるからである。
窃む女 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
「きみも出すか、一出したら五銭やるぞ。」
窃む女 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
もっとも、この語は古事記にも、「阿佐士怒波良」とある。併しそれよりも感心するのは、一首の中味である、「が思ふ君が声のけく」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
神南備浅小竹原のうるはしみけく 〔巻十一・二七七四〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
後に、虎、その柱をりて、針を取りて走去げぬ。高麗国、得志が帰らんとを知りて、を与えて殺す
得志、にその針を以て柱のに隠し置けり。後に、虎、その柱をりて、針を取りて走去げぬ。
不良るかったら何時でも帰ってくるから、その時はまた面倒をかけますよ。——内儀さんは眼をしょぼしょぼさせながら黙って私の言葉を聞いていたが
日蔭の街 (新字新仮名) / 松本泰(著)
れ今の所謂才子が作る所の戯曲を見るに、是れ傀儡を操りて戯を為す者ののみ、作中の人物、一も生人の態なし。其唐突、滑稽なる人をして噴飯せしむる者あり。
詩人論 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
き目もふらず、杖をふるって路を刻みつけながら、その雪の幅は、一町あまりもあったろう、縦板のように走ったクーロアールの真ン中を、かれこれ中ほどまではとっついたろう。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
めきつつ、はたと息絶え
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
あるものは又た唱歌の教室に在る風琴の周囲へ——いづれも天の与へた休暇として斯の雪の日を祝ふかのやうに、思ひ/\のに集つて話した。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
カーテンをかかげて外を見ると、ストーブの温か味で汗をかいた硝子戸を透して、まるで深海の底のように黒目かぬ真暗闇が彼を閉じこめていることが分った。
軍用鼠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そして開かっていた窓を通して、一弾を狙い放した。この経路には寸分の疑いの余地はない。第一弾丸だけでも、彼の頭に捕蹄を打つに十分だ。
白糸は群れいる客を推しけ、き排け
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その時得三は袖を掲げて、雪より白き下枝の胸を、乳もわに押寛ぐれば、動悸烈しく胸騒立ちて腹は浪打つごとくなり。全体虫が気に喰わぬ断割って出してやる。と刀引抜き逆手に取りぬ。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それについて、御縁女、相談にせられたかな……
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
岸本の胸にいて来た。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
鬱蒼として居ますがに雪があったからたれたものの、雪がなかったら危険地でとても渡れないだろうと思います、それより半里ばかり東南の谷間を下り、それから登山しましたが
越中劍岳先登記 (新字新仮名) / 柴崎芳太郎(著)
生少かくして自己の為めに死に抗するも自然である、長じて種の為めに生を軽んずるに至るのも自然である、是れ矛盾ではなくして正当の順序である
死生 (新字新仮名) / 幸徳秋水(著)
そこで私は止むを得ず、生きている人間の胸をって、その心臓を使いました。幾度も失敗しました。けれど遂々今夜成功し、よい結果を見ることが出来ました。
人間製造 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それに、裏長屋の軒並から——大江戸の隅の隅のどぶという、の近所から、急に発生き出した、毒虫のように、雲霞のように飛び出して来た。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
祖父から子供のをり冬の炉辺のつれ/″\に聞かされた妖怪変化に富んだ数々の昔噺を、一寸法師の桶屋馬盥いてゐると箍が切れね飛ばされて天に上り雷さまの太鼓叩きに雇はれ
途上 (新字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
でも後で私しを世話して置けば早晩お前が逢い度く成て帰ッて来るだろうッて、い事はを掛てるネ日本人にして今は何所に、アう本郷に奉公、ア爾う可愛相に、金起さんも一緒かえ
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
りの女買費込んだ揚句に、ここに進退きわまって夜更けて劇薬自殺をげた……と薄気味悪るく血嘔を吐く手真似で話した。
菜の花物語 (新字新仮名) / 児玉花外(著)
汝の了解はしきまで明らかなるゆきわたりたる言葉にてその説示されんことを願ふ、げにこゝにこそくべき事はあるなれ —二七
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「砂糖を入れないでもやっぱりきます。」
柳沢 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
美禰子の顔や手や、や、帯や、着物やらを、想像にまかせて、けたりったりしていた。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
新「だけれども隠すにも何も仕様がない、本堂へ持って行かれりゃア悪事れるじゃアねえか、黙って埋めて遣るから云えというので」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
勘六が賞めて、餅と蜜柑をみなの手にけた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その日は、病棟の人々へも少しずつけるため、婦人部隊がまた萩の餅をこしらえたが、玖満子夫人は、その幾つかの残りを持って、ただひとり何処へやら出て行った。
日本名婦伝:谷干城夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と云われこの時は永禪和尚もこれは隠悪れたわい、もう是れまでと思ってを切殺して逃げるよりはないと、道中差胴金を膝の元へ引寄せて半身構えに成って坐り、居合で抜く了簡
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
と云いながらスラリッとを開けると蟠作に続いて出ましたのがお村、只今で云う権妻です。お妾姿で髪はに結い、帯をお太鼓にしめてお妾然として坐りました。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)