“機場”の読み方と例文
読み方割合
はたば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
関東には右に述べたように沢山の機場はたばがありますが、結城のみがただ独り名誉を重んじて頑固にそのかくを守り続けているのであります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
此処こゝはまた機場はたばでございまして、おもに織物ばかり致します。高機たかはたを並べまして、機織女の五十人も百人も居りまして、並んで機を織って居ります。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そこにはふるい親戚の家もある。そこの古い寺の墓地には、親達の遺骨も分けて納めてある。埼玉気分をそそるような機場はたばの機の音も聞えて来ている。
食堂 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)