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機場
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はたば
ふりがな文庫
“
機場
(
はたば
)” の例文
関東には右に述べたように沢山の
機場
(
はたば
)
がありますが、結城のみがただ独り名誉を重んじて頑固にその
格
(
かく
)
を守り続けているのであります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
此処
(
こゝ
)
はまた
機場
(
はたば
)
でございまして、
重
(
おも
)
に織物ばかり致します。
高機
(
たかはた
)
を並べまして、機織女の五十人も百人も居りまして、並んで機を織って居ります。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
そこには
旧
(
ふる
)
い親戚の家もある。そこの古い寺の墓地には、親達の遺骨も分けて納めてある。埼玉気分をそそるような
機場
(
はたば
)
の機の音も聞えて来ている。
食堂
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
それから間もなく、おきいちやんが、
機場
(
はたば
)
で
亡
(
なくな
)
られたと云ふ話を聞きました。おたあちやんがお宮の境内で大きな虹の橋を見た日が丁度その日だつたのです。
虹の橋
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
桂次は東京に見てさへ
醜
(
わ
)
るい方では無いに、大藤村の光る君歸郷といふ事にならば、
機場
(
はたば
)
の女が白粉のぬりかた思はれると此處にての取沙汰、
容貌
(
きりやう
)
のわるい妻を持つぐらゐ我慢もなる筈
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
古木は五百年も続く郷士の家柄で、
下総
(
しもうさ
)
のくにでは指折りの大地主であり、
機場
(
はたば
)
の持主であった。領主の結城氏も、明らかに一目おいているようだし、土地の人々は「殿さま」と呼んでいた。
風流太平記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
単調な
機場
(
はたば
)
の機の音は毎日のようにお三輪の針仕事する部屋まで聞えて来ていた。お三輪はその音を聞きながら、東京の方にいる新七のために着物を縫った。
食堂
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
伯父さんは歳を
老
(
と
)
つてゐるし、もともと貧乏な家ですから、どうすることも出来なくなつて、病みあがりのおきいちやんは、湖の向ふの村の
機場
(
はたば
)
へ機織工女に売られることになつたのです。
虹の橋
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
すて筆ながく引いて見ともなかりしか
可笑
(
をか
)
し、桂次は東京に見てさへ
醜
(
わ
)
るい方では無いに、大藤村の
光
(
ひか
)
る
君
(
きみ
)
帰郷といふ事にならば、
機場
(
はたば
)
の女が白粉のぬりかた思はれると此処にての取沙汰
ゆく雲
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
機場
(
はたば
)
で暮らしや
おさんだいしよさま
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
機場
(
はたば
)
に売られた
別後
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
下野
(
しもつけ
)
の
機場
(
はたば
)
に
別後
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
機場
(
はたば
)
に売られた
雨情民謡百篇
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
下野
(
しもつけ
)
の
機場
(
はたば
)
に
雨情民謡百篇
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
“機場”の意味
《名詞》
はたばの漢字表記。
(出典:Wiktionary)
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“機場”で始まる語句
機場所