“はたば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
機場90.9%
機塲9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこにはふるい親戚の家もある。そこの古い寺の墓地には、親達の遺骨も分けて納めてある。埼玉気分をそそるような機場はたばの機の音も聞えて来ている。
食堂 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
それから間もなく、おきいちやんが、機場はたばなくなられたと云ふ話を聞きました。おたあちやんがお宮の境内で大きな虹の橋を見た日が丁度その日だつたのです。
虹の橋 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
すてふでながくいてともなかりしか可笑をかし、桂次けいじ東京とうきやうてさへるいはうではいに、大藤村おほふぢむらひかきみ歸郷きゝようといふことにならば、機塲はたばをんな白粉おしろいのぬりかたおもはれると此處こゝにての取沙汰とりさた
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)