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筆
ふりがな文庫
“筆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふで
83.3%
ペン
6.0%
ひつ
4.8%
て
2.4%
ぴつ
2.4%
ひっ
1.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふで
(逆引き)
筆
(
ふで
)
の進みを
妨
(
さまた
)
げたことであらう? この時ばかりはいろいろな病苦に慣らされた私も自分の病弱を恨み悲しまずにはゐられなかつた。
処女作の思い出
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
筆(ふで)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ペン
(逆引き)
(
何某
(
なにがし
)
。)とかの
筆
(
ペン
)
を持った一人が声を懸けると寝台の上に
仰向
(
あおむ
)
けになっていたのは、
辷
(
すべ
)
り落ちるように下りて
蹌踉
(
よろよろ
)
と外科室へ
入交
(
いりかわ
)
る。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
筆(ペン)の例文をもっと
(5作品)
見る
ひつ
(逆引き)
我当局の
忌違
(
きゐ
)
に触れん事疑なきの文字少からず。出版当時有名なる
訴訟
(
そしよう
)
事件を
惹起
(
じやくき
)
したるも、
亦
(
また
)
是等
艶冶
(
えんや
)
の
筆
(
ひつ
)
の
累
(
るゐ
)
する所多かりし由。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
筆(ひつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
て
(逆引き)
『ム……。こいつあたしかに、坊主の
鉄雲
(
てつうん
)
の
筆
(
て
)
だ。あの
偽
(
にせ
)
和尚も、ずいぶん悪事をかさねたから、もう
年貢
(
ねんぐ
)
にかかってもいい頃だろう』
魚紋
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
筆(て)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぴつ
(逆引き)
一
筆
(
ぴつ
)
申入候
(
もうしいれそろ
)
過日御約束
致置候
(
いたしおきそろ
)
中川漁船
行
(
こう
)
の儀は来月四日と
致度
(
いたしたく
)
就
(
つい
)
ては釣道具
大半
(
なかば
)
破損致し
居候間
(
おりそろあいだ
)
夜分にても
御閑
(
おひま
)
の節
御入来之上
(
ごじゅらいのうえ
)
右釣道具
御繕
(
おんつくろ
)
い直し
被下候様奉願上候
(
くだされたくねがいたてまつりそろ
)
。
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
筆(ぴつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひっ
(逆引き)
見ると、岩をけずって、
数行
(
すうぎょう
)
の文字が
小柄
(
こづか
)
で
彫
(
ほ
)
りのこされてある。それは、うたがう
余地
(
よち
)
もなく、
果心居士
(
かしんこじ
)
らしい
枯淡
(
こたん
)
な
筆
(
ひっ
)
せきで
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
筆(ひっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“筆”の意味
《名詞:ふで》
筆(ふで)
「ふで」を参照
《名詞:ふみて》
筆(ふみて)
ふでの古語。
(出典:Wiktionary)
“筆”の解説
筆(ふで)とは、毛(繊維)の束を軸(竹筒などの細い棒)の先端に付けた、字や絵を書くための道具である。化粧にも用いられる。毛筆(もうひつ)ともいう。
(出典:Wikipedia)
筆
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“筆”を含む語句
土筆
画筆
筆蹟
朱筆
筆者
筆記
鵞筆
筆跡
筆硯
筆頭
筆法
筆紙
万年筆
筆鋒
筆耕
筆致
随筆
筆筒
筆尖
毛筆
...
“筆”のふりがなが多い著者
樋口一葉
江見水蔭
与謝野寛
南部修太郎
牧野富太郎
三遊亭円朝
アントン・チェーホフ
作者不詳
牧逸馬
小栗虫太郎