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艶冶
ふりがな文庫
“艶冶”のいろいろな読み方と例文
旧字:
艷冶
読み方
割合
えんや
80.0%
あだぽさ
5.0%
あでや
5.0%
つや
5.0%
なまめ
5.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんや
(逆引き)
我当局の
忌違
(
きゐ
)
に触れん事疑なきの文字少からず。出版当時有名なる
訴訟
(
そしよう
)
事件を
惹起
(
じやくき
)
したるも、
亦
(
また
)
是等
艶冶
(
えんや
)
の
筆
(
ひつ
)
の
累
(
るゐ
)
する所多かりし由。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
艶冶(えんや)の例文をもっと
(16作品)
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あだぽさ
(逆引き)
唯單に肉體の輪郭を仕切るといふ必要以外の
艶冶
(
あだぽさ
)
を見せようという作意の爲めに、全體がやや浮世繪的官能的になつたのはやむを得ない。
京阪聞見録
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
艶冶(あだぽさ)の例文をもっと
(1作品)
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あでや
(逆引き)
無事に
艶冶
(
あでや
)
かなすがたを、舞台に見せつづけていた。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
艶冶(あでや)の例文をもっと
(1作品)
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つや
(逆引き)
たゞ若さは、青春は、娘は、かくおのれを謎の地に伏せる間も、謎の地に伏せるほど身のうちをうす紅梅色に華やがし、
醸
(
かも
)
し出す
艶冶
(
つや
)
な電気は、相対の性に向って
逸奔
(
いつほん
)
し
度
(
た
)
がって仕方がありません。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
艶冶(つや)の例文をもっと
(1作品)
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なまめ
(逆引き)
と、まるで、女のように、
艶冶
(
なまめ
)
かしく笑ったが
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
艶冶(なまめ)の例文をもっと
(1作品)
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艶
常用漢字
中学
部首:⾊
19画
冶
常用漢字
中学
部首:⼎
7画
“艶冶”で始まる語句
艶冶無腸
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“艶冶”のふりがなが多い著者
火野葦平
三上於菟吉
与謝野寛
木下杢太郎
正岡容
長谷川時雨
中里介山
谷崎潤一郎
国枝史郎
岡本かの子