“艶冶”のいろいろな読み方と例文
旧字:艷冶
読み方(ふりがな)割合
えんや77.8%
あだぽさ5.6%
あでや5.6%
つや5.6%
なまめ5.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“艶冶”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 日本12.5%
芸術・美術 > 音楽 > 邦楽3.1%
芸術・美術 > 演劇 > 演劇史 各国の演劇1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
徳川三百年、豊麗な、腰の丸み柔らかな、艶冶えんやな美女から、いつしか苦味をふくんだ凄艶せいえんな美女に転化している。
明治大正美人追憶 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
出版当時有名なる訴訟そしよう事件を惹起じやくきしたるも、また是等艶冶えんやひつるゐする所多かりし由。
唯單に肉體の輪郭を仕切るといふ必要以外の艶冶あだぽさを見せようという作意の爲めに
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
その場の胸中の憤懣ふんまんに、日頃のつつしみを忘れ、軽はずみに事をいそいで、大事をあやまろうとした雪之丞、はからず邂逅した孤軒老師から、新しく智恵をつけられ、翌日、翌々日、無事に艶冶あでやかなすがたを、舞台に見せつづけていた。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
たゞ若さは、青春は、娘は、かくおのれを謎の地に伏せる間も、謎の地に伏せるほど身のうちをうす紅梅色に華やがし、かもし出す艶冶つやな電気は、相対の性に向って逸奔いつほんがって仕方がありません。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
と、まるで、女のように、艶冶なまめかしく笑ったが、
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)