トップ
>
惹起
ふりがな文庫
“惹起”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じゃっき
47.1%
ひきおこ
46.1%
じやくき
2.9%
ひきお
2.9%
じやつき
1.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゃっき
(逆引き)
西半日本の神経系統と循環系統に相当ひどい故障が起こって有機体としての一国の生活機能に著しい
麻痺症状
(
まひしょうじょう
)
を
惹起
(
じゃっき
)
する恐れがある。
天災と国防
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
惹起(じゃっき)の例文をもっと
(48作品)
見る
ひきおこ
(逆引き)
博士の場合も、これらの面白からぬ関係が
募
(
つの
)
り募って、あの惨事を
惹起
(
ひきおこ
)
したのだろう。という推論は、まず条理整然としているからね。
一枚の切符
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
惹起(ひきおこ)の例文をもっと
(47作品)
見る
じやくき
(逆引き)
我当局の
忌違
(
きゐ
)
に触れん事疑なきの文字少からず。出版当時有名なる
訴訟
(
そしよう
)
事件を
惹起
(
じやくき
)
したるも、
亦
(
また
)
是等
艶冶
(
えんや
)
の
筆
(
ひつ
)
の
累
(
るゐ
)
する所多かりし由。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
惹起(じやくき)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ひきお
(逆引き)
かかることはどこでも
稀
(
まれ
)
なることである。台湾においてもまた
稀
(
まれ
)
であるから、ことに強く僕の感激を
惹起
(
ひきお
)
こさしめた。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
惹起(ひきお)の例文をもっと
(3作品)
見る
じやつき
(逆引き)
その方が今後の惨劇を
惹起
(
じやつき
)
するよりはまだましではないか、というようなもつとものような又そうでもないような提言が盛んに出ている。
殺人鬼
(新字新仮名)
/
浜尾四郎
(著)
惹起(じやつき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“惹起”の意味
《名詞》
惹 起(じゃっき)
問題や事件などをひきおこすこと。
刺激などにより誘発すること。
(出典:Wiktionary)
惹
漢検準1級
部首:⼼
12画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“惹”で始まる語句
惹
惹付
惹着
惹入
惹出
惹寄
惹恨
惹行
惹爾日
惹吠奢爾
“惹起”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
浜尾四郎
西田幾多郎
井上円了
江戸川乱歩
与謝野寛
内村鑑三
徳冨蘆花
吉行エイスケ
内田魯庵