“ひきおこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
惹起79.7%
引起18.6%
誘起1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
之によつて非常に甘美なる感情を惹起ひきおこされるのであつて、其の感情の衝動された結果として生ずる影響は、決して些細なものでは無い。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
『はい、はい、どんなことでも/\。』と、こたへたが、それけても氣遣きづかはしきは海底戰鬪艇かいていせんとうてい工事こうじの、吾等われらかゝ騷動さわぎ引起ひきおこしたために、いたさまたげられたのではあるまいかと
かゝとき——かゝる間際まぎは兎角とかく大厄難だいやくなん誘起ひきおこすものであるなどゝ心付こゝろづものがあらう。