“工事”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうじ66.7%
しごと16.7%
こうり16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くわいは——會費くわいひ九圓九十九錢きうゑんきうじふきうせんなるに起因きいんする。震災後しんさいご多年たねん中絶ちうぜつしてたのが、頃日このごろ區劃整理くくわくせいりおよばず、工事こうじなしに復興ふくこうした。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ひとの怖いことは一厘無いが強いばかりが男児をとこでは無いなあ、ハヽヽ、じつと堪忍がまんして無理に弱くなるのも男児だ、嗚呼立派な男児だ、五重塔は名誉の工事しごと
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
うららがマジダへ着いた時、がやがや排斥さらしよった奴らへ、おんしやら、この工事こうりが出来るかといっぺん言わな、日本人であらいでよ。
わが町 (新字新仮名) / 織田作之助(著)