“震災後”の読み方と例文
読み方割合
しんさいご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くわいは——會費くわいひ九圓九十九錢きうゑんきうじふきうせんなるに起因きいんする。震災後しんさいご多年たねん中絶ちうぜつしてたのが、頃日このごろ區劃整理くくわくせいりおよばず、工事こうじなしに復興ふくこうした。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
とき扇子使あふぎづかひのめて、默拜もくはいした、常光院じやうくわうゐん閻王えんわうは、震災後しんさいご本山ほんざん長谷寺はせでらからの入座にふざだとうけたまはつた。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
これわたしたちの近所きんじよにはまだなかつた。震災後しんさいご發行はつかうおくれるのださうである。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)