“發行”の読み方と例文
新字:発行
読み方割合
はつかう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したがつ不景氣ふけいきるのである。いま日本にほんにはやく十一億圓おくゑん金貨きんくわ日本銀行にほんぎんかうにあつて、日本銀行にほんぎんかうこれたいして平均へいきん十三おく五千萬圓位まんゑんぐらゐ兌換劵だくわんけん發行はつかうしてる。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
それでこの二人ふたりあひだには、號外がうぐわい發行はつかう當日たうじつ以後いご今夜こんや小六ころくがそれをしたまでは、おほやけには天下てんかうごかしつゝある問題もんだいも、格別かくべつ興味きようみもつむかへられてゐなかつたのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
これわたしたちの近所きんじよにはまだなかつた。震災後しんさいご發行はつかうおくれるのださうである。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)