“小六”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ころく50.0%
こむ30.0%
ねえ10.0%
こむず10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「其(その)代(かは)り小六(ころく)さん、憚(はゞか)り樣(さま)。座敷(ざしき)の戸(と)を閉(た)てて、洋燈(ランプ)を點(つ)けて頂戴(ちやうだい)。今(いま)私(わたし)も清(きよ)も手(て)が放(はな)せない所(ところ)だから」と依頼(たの)んだ。小六(ころく)は簡單(かんたん)に
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
それ自身が目的である行為程正直なものはなくつて、正直程厭味(いやみ)のないものは無(な)いんだから、万事正直に出(で)られない様な我々(われ/\)時代の小六(こむ)づかしい教育を受けたものはみんな気障(きざ)だ
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
小六(ねえ)さんだって、あんな気の強い人だったけれど、どんなにかお前さんを可愛い、可愛いッて、いつも言ったろう。それがああだし。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
平生(ひごろ)小六(こむず)かしい顔をしている先生の意外な珍芸にアッと感服さしたというのはやはり昔し取った杵柄(きねづか)の若辰の物真似であったろう。
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)