トップ
>
厭味
ふりがな文庫
“厭味”の読み方と例文
読み方
割合
いやみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いやみ
(逆引き)
厭味
(
いやみ
)
な喉を振りしぼつて、ほろゝん、ほろゝんの唄などをうたひ出した容子が、鷹揚な機關手の
眼
(
まなこ
)
に餘程異樣と映つたのであらう。
城ヶ島の春
(旧字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
隨分
(
ずゐぶん
)
厭味
(
いやみ
)
に
出來
(
でき
)
あがつて、いゝ
氣
(
き
)
の
骨頂
(
こつちやう
)
の
奴
(
やつ
)
ではないか、
己
(
お
)
れは
親方
(
おやかた
)
の
息子
(
むすこ
)
だけれど
彼奴
(
あいつ
)
ばかりは
何
(
ど
)
うしても
主人
(
しゆじん
)
とは
思
(
おも
)
はれない
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
民間は官途に一
目
(
もく
)
置くものと信じているから、大谷夫人の
厭味
(
いやみ
)
を当然の
卑下
(
ひげ
)
と認めて、御機嫌よく暇を告げた。大谷夫人はこれからだ。
求婚三銃士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
厭味(いやみ)の例文をもっと
(100作品+)
見る
厭
漢検準1級
部首:⼚
14画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“厭味”で始まる語句
厭味気
検索の候補
厭味気
“厭味”のふりがなが多い著者
佐々木邦
夏目漱石
内田魯庵
ロマン・ロラン
正岡子規
高浜虚子
徳田秋声
二葉亭四迷
泉鏡太郎
中島敦