“骨頂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こっちょう72.7%
こつちやう18.2%
こつちよう4.5%
こつちあう4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
◯今日キリスト信徒が自然研究を遺却していたずらに新著新説に走り、変りやすき理論を以て自己を養わんとするは骨頂こっちょうである。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
隨分ずゐぶん厭味いやみ出來できあがつて、いゝ骨頂こつちやうやつではないか、れは親方おやかた息子むすこだけれど彼奴あいつばかりはうしても主人しゆじんとはおもはれない
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
骨頂こつちようといはなければならぬ。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
一刻を争ひ寸陰ををしむ現代人にその様な手ぬるい形式をつて居る事は作者も読者も堪へ得ない事だ、今日こんにちなほ従来の文法を守つて居るのは馬鹿の骨頂こつちあうだと云ふ主張から
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)