“把”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
63.7%
9.8%
6.5%
つか4.2%
とら3.7%
3.3%
にぎ2.8%
1.9%
とり1.4%
たば0.9%
とつ0.9%
とっ0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は到底心に安んじて、教鞭る事は出来ない。フランス語ならば、私よりもフランス人の方が更にくフランス語を知っている。
監獄署の裏 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
安心して何でもおっしゃいまし、お帰りに重とうござえましょうが、芋茎く成りましたから五六こ抜いてお土産にお持ちなすって
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そして一同、を割って、一緒に胡坐をくんで坐り直すと、銘々がえて来たらしい一藁束ぐして、馬のを作り始めたのであった。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼には順一の心理がどうもめないのであった。「ねてやるといいのよ。わたしなんか泣いたりして困らしてやる」
壊滅の序曲 (新字新仮名) / 原民喜(著)
外部の圧迫に細り細りながら、やがて瀕死の眼にえられたものは、このように静かな水の姿ではなかろうかと……。
苦しく美しき夏 (新字新仮名) / 原民喜(著)
さなつたが一大抵づゝであつた。の一にすれば二房半位で、草鞋にすれば五仕上るのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
自分ののなかに彼女の手をめていると、わたくしのこの胸には、それまで想像だもしなかったほどの愉しい気持ちがって来るのでした。
(新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
これを相手に月にが何炭が何俵の勘定までせられ、「さん、そんな事しなくたって、菓子なら風月からでもお取ンなさい」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
お菊の部屋へ誘引たり然るに此お菊は幼年より吉三郎と云號と聞居たりしが今年十七歳に始めて吉三郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
道糸は、人造テグスの一分半くらいの太さのもの一、二十間を全部用いる。鉤素はテグスの一分二厘乃至一分半が適当である。鈎はフッコの一寸。
那珂川の鱸釣り (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
仕掛の末には杜若など咲き躑躅盛りなりわづかの處なれど風景よし笠翁の詩に山民習得て一身茅龕に臥して松に辛勤澗水る曉夜を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
壮大を壮大とし繊細を繊細とするは普通なれども、時としては壮大なる題目をて比較的繊細に作するの技倆もなかるべからず。例へば五月雨を詠ずるに
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
そうして、それを螺旋締棒の下に押込んで、をぐるぐると廻し始める。油は同時にられて床下にどろどろに流れ込む。豆は全くのだけになってしまう。すべてが約二三分の仕事である。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)