“笠翁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りつをう50.0%
りゅうおう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仕掛ながれの末には杜若かきつばたなど咲き躑躅つゝぢ盛りなりわづかの處なれど風景よし笠翁りつをうの詩に山民習得ならひえて一身ものうかん茅龕ばうがんに臥しうみて松にかへつ辛勤しんきんとつ澗水かんすゐおくる曉夜を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
笠翁りゅうおうは昔詳細に、支那の女の美を説いたが、(偶集巻之三、声容部)未嘗いまだかつてこの耳には、一言も述べる所がなかった。この点では偉大な十種曲の作者も、まさに芥川龍之介に、発見の功を譲るべきである。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)