トップ
>
笠印
ふりがな文庫
“笠印”の読み方と例文
読み方
割合
かさじるし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かさじるし
(逆引き)
杉の葉でない、
折
(
お
)
り
笹
(
ざさ
)
を
笠印
(
かさじるし
)
とした
紛
(
まぎ
)
れない菊池方の兵が、すでに、味方同士で激闘しているのが、そこかしこに見られ出している。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「よしっ。その者どもの
笠印
(
かさじるし
)
をみな
脱
(
と
)
って捨てさせろ。そして、敗走する敵の中へまぎれ入り、偽わッて、敵陣の中へ敵兵となって潜り込め」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いらざることをとのお叱りを
蒙
(
こうむ
)
るかもしれませぬが、敵方はみなこの烈風を見て、
旗幟
(
はたのぼり
)
は用をなさじと、杉の葉を
笠印
(
かさじるし
)
としておる由にございまする。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
笠印(かさじるし)の例文をもっと
(4作品)
見る
笠
漢検準1級
部首:⽵
11画
印
常用漢字
小4
部首:⼙
6画
“笠”で始まる語句
笠
笠置
笠松
笠縫
笠森
笠間
笠置山
笠鉾
笠原
笠沙