敗者の当然ながら、直義の三河落ちはみじめであった。 淵辺伊賀守の斬り死になどもかえりみてはいられず——敵に追われどおしで、とくに手越河原では残りすくない将士をさらにたくさん失い、今川、名児耶・細川、斯波など一族子弟の討死も幾人かしれなかった …
著者 | 吉川英治 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約4時間9分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約6時間54分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
直
強
生
急
在
後
何
注
言
明
参
同
上
在
相
賜
尊
依
滅
除
衝
先
親
難
御座
過
治
太
灯
占
厭
沈
拝
煎
頭
祝
称
為
古
覚
衣
罷
予
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退
実家
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補
側
後
朝臣
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後
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来
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源
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