“商人”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あきんど64.4%
あきゅうど12.8%
あきうど10.0%
しょうにん5.6%
あきびと4.8%
しやうにん1.2%
しようにん0.4%
アキビト0.4%
メシチャニン0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“商人”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸41.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
まへさんは本當ほんとう商人あきんど出來できなさる、おそろしい智惠者ちゑしやだとめるに
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
商人あきんどは商品を調べるやうにして身体からだを調べて見たが、何処にきず一つあるではなく、達者でぴちぴちしてゐた。
両側に縁日商人あきゅうどが店を並べているので、もともと自動車の通らない道幅は猶更狭くなって、出さかる人は押合いながら歩いている。
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
化物ばけもの沙汰に心を奪われ商売の方をおろそかにしては商人あきゅうど冥利に尽きるというものだ——それでは今夜参ると致そう」
日置流系図 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
頼まれたのは、蒲生家がもうけの浪人で今は商人あきうどとなった、七日町の植木才蔵うえきさいぞうという人であった。
討たせてやらぬ敵討 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
なん商人あきうど女房にようばうみせからくるま乘出のりだすは榮耀えいえう沙汰さた御座ござります
うらむらさき (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
むかし昔、ある所に、お金持の商人しょうにんがいて、三人のむすこと三人のむすめと、つごう六人のこどもをもっていました。
こんな冬の季節きせつに、しかもこんなへんぴな土地に、たび商人しょうにんだってめったにきたことはないのだ。
はては私のをも乞はれ、与へさふらふに、よき商人あきびとなりと云ふ筋を書けよと重ねて乞はれさふらひしかば、
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
船に来る商人あきびとの荷をベツカの君と見歩きさふらひしが、鈴木に掛け合はさせ、ぬひ入れの壁掛二枚を買ひ申しさふらふ
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
長崎の商人しやうにんとしてゐる LessnerレスナーCohnコーン耀かがや法服ほふふく
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
かりにある商人しやうにんとか、ある官吏くわんりとかゞ、五ねんねん餘計よけい生延いきのびたとしてところで、れがなんになるか。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
いちといつても、いま市場いちばではなく、商人しようにんみせつらねてゐる町通まちどほりで、そこには、いま街路樹がいろじゆたものをゑたのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
シ→イ(「落しつ」がオトイツ、「おぼしめして」がオボシメイテなど)ル→ン(「あるめり」「ざるなり」「あるべきかな」が、アンメリ、ザンナリ、アンベイカナとなる類)ビ→ウ(「商人アキビト」がアキウド、「呼びて」がヨウデなど)なども平安朝中期には見え
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
「私は農民作家で、ほんとの社会主義がどこにあるか、ソヴェトのほんとに新しいもの、ほんとの古いものが何処にあるか、知っている。それは、ヴォルガ地方だ。ヴォルガ地方がソヴェトの動力です。モスクワで、ソヴェトの生粋の人間なんかは見られない。モスクワには商人メシチャニンか、小ブルジョアしかいません!」