“しようにん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
承認42.9%
證人21.4%
使傭人7.1%
使用人7.1%
商人7.1%
証人7.1%
証認7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
併し、平次もガラツ八の言葉を承認しようにんしないわけには行きませんでした。後ろ手に縛られて、夕陽の中に立つた娘の美しさは、眼も覺めるばかり。
ぬすみて同人へ送り彼の金をかたり取其後村方を出奔しゆつぽん致す申合まをしあはせのふみありしにより私し是を以て九助の證人しようにんとなり右の金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ミサコが堅固な意志をとりかえすと、ふたたびポール商会は、事務と秩序と美にたいする感覚をとりかえして、使傭人しようにんたちが忙しそうに饒舌しゃべり、お世辞と商才が火華のように顧客を魅了した。
女百貨店 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
下男げなんおとこ使用人しようにん)が病気びょうきになれば、みずくみもしました。女中じょちゅうおんなのおてつだいさん)にさしつかえがあれば、台所だいどころのてつだいもしました。
いちといつても、いま市場いちばではなく、商人しようにんみせつらねてゐる町通まちどほりで、そこには、いま街路樹がいろじゆたものをゑたのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
さるにても此まゝにてむすめごがうせ給はゞ我が命をめされ候へ、こゝにをられ候人々こそよき証人しようにんなれといひつゝ、赤裸あかはだかになりてかみをもさばき井のもとにはしりよりしたゝかに水をあび
百年に一寸進むか、千年に二寸進むかわからない。これは私が言ふまでもなく、あらゆる歴史が皆な証認しようにんしてゐる事実である。
解脱非解脱 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)