“証人”のいろいろな読み方と例文
旧字:證人
読み方割合
しょうにん30.0%
あかしびと20.0%
しやうにん10.0%
あかし10.0%
しようにん10.0%
ウィットネス10.0%
ウイットネス10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ぼくたちは雌牛めうしを買ったあかしをてればいいのだ。ユッセルの獣医じゅういの所へ使いをやればいい……あの人が証人しょうにんになってくれる」
実に人は自信神に訴え自ら友と争うも力足らず、我に代りてこの事を証人あかしびとを切に求めるのである。これ難局に処しての人間自然の要求である。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
かゝる事はほとけうとき人らにもかたりきかせて教化けうぐゑ便よすがともなすべくおもへども、たしかに見とゞけたりといふ証人しやうにんなければ人々空言そらこととおもふらん
そこでお前に頼みがある、お前はここに残ってわれのため後の証人あかしとなってはくれぬか
さるにても此まゝにてむすめごがうせ給はゞ我が命をめされ候へ、こゝにをられ候人々こそよき証人しようにんなれといひつゝ、赤裸あかはだかになりてかみをもさばき井のもとにはしりよりしたゝかに水をあび
あゝいうお話はなるべく陰翳いんえいの残らないように、ハッキリと片を付けて置きたいと思いますの。ねえ、美奈さん、貴女このお話の、証人ウィットネスになって下さるでしょうねえ。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
あゝいふお話はなるべく陰翳の残らないやうに、ハツキリと片を付けて置きたいと思ひますの。ねえ、美奈さん、貴女このお話の、証人ウイットネスになつて下さるでせうねえ。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)