証人しょうにん)” の例文
旧字:證人
「ぼくたちは雌牛めうしを買ったあかしをてればいいのだ。ユッセルの獣医じゅういの所へ使いをやればいい……あの人が証人しょうにんになってくれる」
「だが、新聞にのっているし……りっぱな人たちが証人しょうにんになってるしな」
「おまえも、よくをつけていろ! しかし、二人ふたりでは、この裁判さいばんはだめだ。だれか、たしかな証人しょうにんがなくては、やはり、いいあらそいができておなじことだろう。」と、紡績工場ぼうせきこうじょう煙突えんとつはいいました。
ある夜の星たちの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
マチアとボブとは、わたしが現場げんじょうにいなかったという証人しょうにんになって、わたしを助けることができようか。
証人しょうにんせきには、ボブと二人の仲間なかま、「大がしの宿屋やどや」の亭主ていしゅ、それからわたしの知らない二、三人の人がいた。それからこうがわには五、六人の人の中に、わたしを拘引こういんした巡査じゅんさを見つけた。