“二人”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ふたり93.8%
ににん4.1%
ふたあり0.6%
ふたかた0.6%
ふたたり0.2%
ふたん0.2%
ほたり0.2%
フタリ0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“二人”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)31.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.9%
文学 > 日本文学 > 詩歌4.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
かつて乱心者らんしんものを取り抑えた際に、三右衛門ほか一人ひとりさむらい二人ふたりとも額に傷を受けた。
三右衛門の罪 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
葉子は階子はしごの上がり口まで行って二人にかさをかざしてやって、一段一段遠ざかって行く二人ふたりの姿を見送った。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
渋江氏とその姻戚いんせきとは抽斎、宗右衛門の二人ににんうしなって、五百、安の姉妹が同時に未亡人となったのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
新比翼塚は明治十二三年のころ品川楼で情死をした遊女盛糸せいしと内務省の小吏谷豊栄二人ににんの追善に建てられたのである。
里の今昔 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
その上に二人ふたあり腰を掛けて、残る一人がしゃがんで丸太へ向いている。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
黒い頭で下はふさがっている上から背伸せえのびをして見下みおろすと、はすに曲ってるむこうの石垣の角から、こん筒袖つつそでを着た男が二人ふたあり出た。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「……唯今、お迎いに出ます処で。……どうもね、小路の入口に、妙なお上りさんがお二人ふたかたと思いましたよ。」
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
をぢさん今日けふはおまへめづらしいおきやくがお二人ふたかたござんした、ときはあとからまたえやうもれません、次郎じらうさんばかりではものよわんなさらう、わたしかへるまで其処そこやすんでてをくれでないか。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しら梅や二百六十二人ふたたり女王によわうにいます王禄の庭
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
めえ二人ふたんで行ぎあ、おっかねえこともあんめえもん……
禰宜様宮田 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
林「成程どうも…しかしおけくさんはわし二人ほたり差向さしもかいでは酒を飲まねえと思いやすよ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
二人フタリコロシタオヤモアル。」トカ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)