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抜刀
ふりがな文庫
“抜刀”のいろいろな読み方と例文
旧字:
拔刀
読み方
割合
ぬきみ
76.9%
ばっとう
12.8%
すっぱぬき
2.6%
ぬい
2.6%
ぬき
2.6%
ばつたう
2.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬきみ
(逆引き)
と
抜刀
(
ぬきみ
)
の両人、文治の
後
(
うしろ
)
より鋭く切掛けました。其の時早く文治は前に押えた腕を
捩上
(
ねじあ
)
げ、同役
二人
(
ににん
)
が
振下
(
ふりおろ
)
す刀の下へ突付けました。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
抜刀(ぬきみ)の例文をもっと
(30作品)
見る
ばっとう
(逆引き)
と一同を制して、其の中の
重立
(
おもだ
)
ちたる
一人
(
いちにん
)
を案内に立たせまして、流罪人取締の屋敷へまいりますると、二三の若者が
抜刀
(
ばっとう
)
で立って居ります。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
抜刀(ばっとう)の例文をもっと
(5作品)
見る
すっぱぬき
(逆引き)
あの
酔漢
(
よっぱらい
)
は
丸山本妙寺
(
まるやまほんみょうじ
)
中屋敷に住む人で、元は
小出
(
こいで
)
様の御家来であったが、
身持
(
みもち
)
が悪く、
酒色
(
しゅしょく
)
に
耽
(
ふけ
)
り、
折々
(
おり/\
)
は
抜刀
(
すっぱぬき
)
などして人を
威
(
おど
)
かし乱暴を働いて
市中
(
しちゅう
)
を
横行
(
おうぎょう
)
し、
或時
(
あるとき
)
は料理屋へ
上
(
あが
)
り込み
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
抜刀(すっぱぬき)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ぬい
(逆引き)
刹那、
匕首
(
どす
)
が閃めいた。綱五郎が
抜刀
(
ぬい
)
て飛びかかったのである。再度悲鳴が聞こえた時には、生首を銜えた男の手に、血まみれの匕首が持たれ、その足許に綱五郎が斃れていた。
鸚鵡蔵代首伝説
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
抜刀(ぬい)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬき
(逆引き)
抜刀
(
ぬき
)
の脇差が転がって居りますが、それは後になって、此佐渡屋の先代の脇差で、使い手も無いまま、納戸の用箪笥の中に入れてあったものと解っただけの事でした。
銭形平次捕物控:233 鬼の面
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
抜刀(ぬき)の例文をもっと
(1作品)
見る
ばつたう
(逆引き)
大井は
抜刀
(
ばつたう
)
を手にして新塾に
這入
(
はひ
)
つて来た。先づ
寝所
(
しんじよ
)
の
温
(
あたゝか
)
みを
探
(
さぐ
)
つてあたりを見廻して、便所の口に来て、立ち
留
(
と
)
まつた。
暫
(
しばら
)
くして便所の戸に手を掛けて開けた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
抜刀(ばつたう)の例文をもっと
(1作品)
見る
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
“抜刀”で始まる語句
抜刀騒
抜刀一伝
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抜刀一伝
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