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ぬきみ
ふりがな文庫
“ぬきみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
抜刀
40.5%
抜身
35.1%
拔刀
12.2%
拔身
4.1%
拔刄
4.1%
抜剣
2.7%
抜刃
1.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抜刀
(逆引き)
他
(
ほか
)
の者も、総て
抜刀
(
ぬきみ
)
を引っ
提
(
さ
)
げているのだ。どの顔も皆、
眦
(
まなじり
)
をつりあげ、
革襷
(
かわだすき
)
をかけ、
股立
(
ももだち
)
を
括
(
くく
)
って、尋常な血相ではなかった。
夕顔の門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぬきみ(抜刀)の例文をもっと
(30作品)
見る
抜身
(逆引き)
いつのまにか、
卜斎
(
ぼくさい
)
と
蛾次郎
(
がじろう
)
のまわりには、十
数槍
(
すうそう
)
の
抜身
(
ぬきみ
)
の
穂尖
(
ほさき
)
、音もせずに、ただ光だけをギラギラさせて、
芒
(
すすき
)
のように
植
(
う
)
えならんでいた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぬきみ(抜身)の例文をもっと
(26作品)
見る
拔刀
(逆引き)
「いや、この儘では、大井久我之助樣もお氣がお濟みになるまい。
拔刀
(
ぬきみ
)
で脅かされた私も、町人ながら諦めきれません」
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ぬきみ(拔刀)の例文をもっと
(9作品)
見る
▼ すべて表示
拔身
(逆引き)
拔身
(
ぬきみ
)
の脇差が轉がつて居りますが、それは後になつて、この佐渡屋の先代の脇差で、使ひ手もないまゝ、
納戸
(
なんど
)
の
用箪笥
(
ようだんす
)
の中に入れてあつたものと解つただけの事でした。
銭形平次捕物控:233 鬼の面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ぬきみ(拔身)の例文をもっと
(3作品)
見る
拔刄
(逆引き)
八五郎が持つて來たのは、
紺糸
(
こんいと
)
で
柄卷
(
つかまき
)
をした、手頃の脇差が一と
口
(
ふり
)
。血だらけの
拔刄
(
ぬきみ
)
のまゝで、その血が
膠
(
にかは
)
のやうに
粘
(
ねば
)
り附いてゐるのも無氣味です。
銭形平次捕物控:287 血塗られた祝言
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ぬきみ(拔刄)の例文をもっと
(3作品)
見る
抜剣
(逆引き)
さっきもおれアうっかり踏ん
込
(
ご
)
むと、殺しに来たと思いやがったンだね、いきなり
桶
(
おけ
)
の後ろから
抜剣
(
ぬきみ
)
の
清兵
(
やつ
)
が飛び出しやがって、おいらアもうちっとで
娑婆
(
しゃば
)
にお別れよ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
ぬきみ(抜剣)の例文をもっと
(2作品)
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抜刃
(逆引き)
不意に藪を分けて一人、日下部欽之丞の行手に立ち
塞
(
ふさ
)
がりました。
羅紗
(
らしゃ
)
の陣羽織、細雨を
凌
(
しの
)
ぐ陣笠、
抜刃
(
ぬきみ
)
のままの一刀を側構えに、
一寸
(
ちょっと
)
の油断も無い気組です。
芳年写生帖
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ぬきみ(抜刃)の例文をもっと
(1作品)
見る
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