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眦
ふりがな文庫
“眦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まなじり
80.1%
めじり
15.4%
マナジリ
2.2%
まなじ
1.5%
まぶた
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まなじり
(逆引き)
眦
(
まなじり
)
が釣り、目が鋭く、血の筋が走って、そのヘルメット帽の深い下には、すべての形容について、角が生えていそうで不気味に見えた。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
眦(まなじり)の例文をもっと
(50作品+)
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めじり
(逆引き)
梓その時はその美しい眉も
逆釣
(
さかづ
)
ッていたであろう。まさに洋燈を取って車の台に
抛
(
なげうた
)
むとする、
眦
(
めじり
)
の
下
(
さが
)
ったのは
蝮
(
まむし
)
より
嫌
(
きらい
)
な江戸ッ
児
(
こ
)
肌。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
眦(めじり)の例文をもっと
(21作品)
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マナジリ
(逆引き)
何しろ、此二つの
天部
(
テンブ
)
が、互に敵視するやうな目つきで、睨みあつて居る。噂を氣にした住侶たちが、色々に置き替へて見たが、どの隅からでも、互に相手の姿を、
眦
(
マナジリ
)
を裂いて見つめて居る。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
眦(マナジリ)の例文をもっと
(3作品)
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まなじ
(逆引き)
右の瘠形の小男と申すは、満面薄き
痘痕
(
とうこん
)
ばらばらと点じ、目は細く光りて
眦
(
まなじ
)
りはきりきりと上に釣り、鼻梁隆起して何となく凸様の顔面をなし候。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
眦(まなじ)の例文をもっと
(2作品)
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まぶた
(逆引き)
項羽は両の
眦
(
まぶた
)
を伏せて、沈黙の底に沈んだ。
悲しき項羽
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
眦(まぶた)の例文をもっと
(1作品)
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眦
漢検1級
部首:⽬
10画
“眦”を含む語句
外眦
眼眦
睚眦
目眦
内眦
御眦
怒眦流都美邇
眦裂
鳳眦
“眦”のふりがなが多い著者
吉川英治
小栗虫太郎
泉鏡花
泉鏡太郎
有島武郎
高浜虚子
久生十蘭
山川方夫
北原白秋
菊池寛