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めじり
ふりがな文庫
“めじり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
眼尻
39.3%
眦
25.0%
目尻
19.0%
眥
8.3%
外眦
3.6%
外眥
1.2%
後眥
1.2%
眼眥
1.2%
眼眦
1.2%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眼尻
(逆引き)
この伯母の主人はいつもにこにこした
眼尻
(
めじり
)
で私を愛してくれた。私は祖父の家の後を継いでいる養子よりも、この魚屋の主人の方が好きだった。
洋灯
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
めじり(眼尻)の例文をもっと
(33作品)
見る
眦
(逆引き)
参木は秋蘭の切れ上った
眦
(
めじり
)
から、遠く隔絶した激情を感じると、同時にますます冷たさの極北へ移動していく自分を感じた。
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
めじり(眦)の例文をもっと
(21作品)
見る
目尻
(逆引き)
彼の妹は妹と云っても、彼よりもずっと
大人
(
おとな
)
じみていた。のみならず切れの長い
目尻
(
めじり
)
のほかはほとんど彼に似ていなかった。
彼
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
めじり(目尻)の例文をもっと
(16作品)
見る
▼ すべて表示
眥
(逆引き)
茜さんの視線が、キャラコさんの顔のうえから動かなくなったと思うと、間もなく、大きな眼の中から押し出すように涙があふれ出て来て
眥
(
めじり
)
から
顳顬
(
こめかみ
)
のほうへゆっくりと下ってゆく。
キャラコさん:11 新しき出発
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
めじり(眥)の例文をもっと
(7作品)
見る
外眦
(逆引き)
八の顔は右の
外眦
(
めじり
)
に大きな
引弔
(
ひつつり
)
があつて頗る醜い。それに彼のこれ迄に経験して来た、暗い、鈍い生活が顔に消されない
痕跡
(
こんせき
)
を
印
(
しる
)
してゐる。併し少しも陰険な処は無い。
金貨
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
めじり(外眦)の例文をもっと
(3作品)
見る
外眥
(逆引き)
風「それは覚えてゐるとも。あれの
峭然
(
ぴん
)
と
外眥
(
めじり
)
の
昂
(
あが
)
つた所が
目標
(
めじるし
)
さ」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
めじり(外眥)の例文をもっと
(1作品)
見る
後眥
(逆引き)
平田は上を
仰
(
む
)
き眼を
合
(
ねむ
)
り、
後眥
(
めじり
)
からは涙が頬へ
線
(
すじ
)
を
画
(
ひ
)
き、
下唇
(
したくちびる
)
は噛まれ、上唇は
戦
(
ふる
)
えて、帯を引くだけの勇気もないのである。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
めじり(後眥)の例文をもっと
(1作品)
見る
眼眥
(逆引き)
ふと見ると彼の真ん丸に
視張
(
みは
)
って僕の顔を
眼
(
ま
)
ばたきもしないで見詰めている
眼眥
(
めじり
)
から、
忽
(
たちま
)
ちコロコロと球のような涙が
滾
(
まろ
)
び出て、と突然彼はワッと声を挙げて僕を抱き締めた。
吊籠と月光と
(新字新仮名)
/
牧野信一
(著)
めじり(眼眥)の例文をもっと
(1作品)
見る
眼眦
(逆引き)
半七老人は表情に富んでいる
眼眦
(
めじり
)
を少ししかめて、その当時のさまを眼に浮かべるように一と息ついた。
半七捕物帳:11 朝顔屋敷
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
めじり(眼眦)の例文をもっと
(1作品)
見る
“めじり”の意味
《名詞》
目の、耳に近い側の端。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
まなじり
がいし
がいさい
きれ
まなじ
まぶた
マナジリ
まぶち