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眥
ふりがな文庫
“眥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まなじり
74.2%
めじり
22.6%
きれ
3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まなじり
(逆引き)
トいいながら
徐
(
しず
)
かに
此方
(
こなた
)
を振向いたお政の顔を見れば、何時しか額に
芋蠋
(
いもむし
)
ほどの青筋を張らせ、
肝癪
(
かんしゃく
)
の
眥
(
まなじり
)
を釣上げて
唇
(
くちびる
)
をヒン曲げている。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
眥(まなじり)の例文をもっと
(23作品)
見る
めじり
(逆引き)
……赤い日ざしが……青空が……白い雲が……煉瓦がユラユラとゆらめいて、次から次へと左右の
眥
(
めじり
)
へ流れ出して行った。
童貞
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
眥(めじり)の例文をもっと
(7作品)
見る
きれ
(逆引き)
近子は
眥
(
きれ
)
の長い眼を
嶮
(
けは
)
しくして、「
何
(
な
)
んでございますツて。」
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
眥(きれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
眥
漢検1級
部首:⽬
10画
“眥”を含む語句
内眥
外眥
目眥
後眥
眼眥
睚眥
“眥”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
三島霜川
橘外男
二葉亭四迷
夢野久作
小栗虫太郎
南方熊楠
中島敦
長塚節
中里介山