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嶮
ふりがな文庫
“嶮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けわ
64.2%
けん
20.5%
けは
9.6%
けわし
1.7%
けはし
1.7%
さか
0.9%
さが
0.9%
こゞ
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けわ
(逆引き)
彼のそんな感情の鬱積や
嶮
(
けわ
)
しさも、いまのような気まかせなパリのアパルトマン暮しの中でおだやかに溶け去っているように見える。
道標
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
嶮(けわ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
けん
(逆引き)
その天空に浮遊するかの如き、
嶮
(
けん
)
にして美なる林道を「天の浮橋」と呼ぶそうであるが、何よりも喬木林の陰森さにおどろかされる。
不尽の高根
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
嶮(けん)の例文をもっと
(47作品)
見る
けは
(逆引き)
この坂の中
嶮
(
けは
)
しさのいたく破るゝ處より、一の日輪世に出でたり——あたかもこれがをりふしガンジェより出るごとく 四九—五一
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
嶮(けは)の例文をもっと
(22作品)
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▼ すべて表示
けわし
(逆引き)
が、もう
目貫
(
めぬき
)
の町は過ぎた、次第に場末、
町端
(
まちはず
)
れの——と言うとすぐに
大
(
おおき
)
な山、
嶮
(
けわし
)
い坂になります——あたりで。
雪霊記事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
嶮(けわし)の例文をもっと
(4作品)
見る
けはし
(逆引き)
が、
最
(
も
)
う
目貫
(
めぬき
)
の
町
(
まち
)
は
過
(
す
)
ぎた、
次第
(
しだい
)
に
場末
(
ばすゑ
)
、
町端
(
まちはづ
)
れの——と
言
(
い
)
ふとすぐに
大
(
おほき
)
な
山
(
やま
)
、
嶮
(
けはし
)
い
坂
(
さか
)
に
成
(
な
)
ります——あたりで。
雪霊記事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
嶮(けはし)の例文をもっと
(4作品)
見る
さか
(逆引き)
此の山すべて旅人に一夜をかす事なしとかたる。いかがはせん。さすがにも老の身の
嶮
(
さか
)
しき山路を
来
(
こ
)
しがうへに、事のよしを聞きて大きに心
二二
倦
(
う
)
みつかれぬ。作之治がいふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
嶮(さか)の例文をもっと
(2作品)
見る
さが
(逆引き)
嶮
(
さが
)
しい人心の世でもあつたと覚えるのは、史上に盗の多いので気がつく。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
嶮(さが)の例文をもっと
(2作品)
見る
こゞ
(逆引き)
アンデスの
巖根
(
いはね
)
嶮
(
こゞ
)
しき山の
秀
(
ほ
)
の鋭どき目かもコンドルの目は
河馬
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
嶮(こゞ)の例文をもっと
(1作品)
見る
嶮
漢検1級
部首:⼭
16画
“嶮”を含む語句
嶮岨
嶮峻
峻嶮
嶮所
嶮路
天嶮
嶮山
嶮崖
嶮隘
嶮悪
嶮難
嶮要
嶮城
人痛嶮艱
嶮道
嶮峰
山嶮
嶮峻巍峨
嶮峡
嶮坂
...
“嶮”のふりがなが多い著者
吉川英治
中島敦
徳田秋声
泉鏡太郎
泉鏡花
中里介山
幸田露伴
柳宗悦
岡本綺堂
山本周五郎