“嶮峻”の読み方と例文
読み方割合
けんしゅん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嶮峻高岳ではないが、丘とよび、小山とよび、低山という程度の起伏の波が、春をいで、ようやく、木々にほのい芽をもっていた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
広東湾の白堊の燈台に過去の燈は消えかけて、ハッピーバレーの嶮峻にかかった満月が年少の同志の死面を照りつけた。
地図に出てくる男女 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
永続的なものを築くには涙と血とで固むるのほかはないと知って、苦難を忍従し晴れやかなをし、未来に通ずる嶮峻なる隘路を進んで行きつつあった。