“嶮峻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けんしゅん95.5%
けんしゆん4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嶮峻(けんしゅん)、高岳(こうがく)ではないが、丘とよび、小山とよび、低山という程度の起伏の波が、春を脱(ぬ)いで、ようやく、木々にほの紅(あか)い芽をもっていた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
広東湾の白堊(はくあ)の燈台に過去の燈は消えかけて、ハッピーバレーの嶮峻(けんしゅん)にかかった満月が年少の同志の死面を照りつけた。
地図に出てくる男女 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
亦長凡一里の伏流(ふくりう)を発見(はつけん)したり、其(その)奇(き)なる一は一行の疲労(ひらう)を慰(い)するに足(た)り、一は大に学術上の助(たすけ)を与(あた)へたり、遂(つゐ)に六千呎の高きに至(いた)りて水全(まつた)く尽き、点々一掬(きく)の水となれり、此辺の嶮峻(けんしゆん)其極度に達(たつ)し
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)